授業紹介

産業イノベーション論

「地域産業の未来はイノベーションにあり」

授業内容

地域産業が発展してきた歴史的経緯を1年次の「地域産業概論」で学んだ上で、この授業では、地域発のイノベーションを導いていくための基礎的な取り組みについて学びます。水産業、紙産業、ものづくり産業における研究事例に加えて、ステークホルダーより産学官民連携の様々な取り組み事例をご紹介いただき、イノベーションによる産業と技術、地域、人々への影響から総合的に検討します。また、イノベーターに必要な素養や資質・要件、イノベーション創出への取り組みについてグループワーク、全体議論を行います。

イノベーションの基礎知識

日本において「イノベーション(技術革新)」は新しい技術を生み出すことに使われる単語ですが、定義を明確にしたうえで、経済学者シュンペーターやドラッカーの体系化について紹介し、従来のクローズド・イノベーションからオープン・イノベーションへ脱却することが産業の生き残り、統合、発展に繋がることを学びます。これから詳細な講義を受ける前に、イノベーターに必要な素養や資質・要件、イノベーション創出への取り組みについて議論します。

求められるイノベーションのあり方の資料

求められるイノベーションのあり方の資料

技術開発視点のイノベーション

グループワークの様子

グループワークの様子

水産業、紙産業、ものづくり産業に関連した大学・公的研究機関・企業等で研究されている事例を分野別に紹介し、将来取り組むべき課題や、研究成果によって引き起こされるであろうイノベーションの広がりについて学生自ら創造し、シーズ研究から応用研究の重要性を理解します。

組織・産官学・企業連携によるイノベーション

仕事を進める上で組織力や専門力は極めて重要ですが、1つの組織体だけでは目先の改革・改善になりがちで新しいイノベーションを創出することは難しくなります。新しい産業を生み出すためには産業・大学・行政が連携することの重要性を解説し、技術、市場、経営、法、環境などの様々な視点から考え、協働することの重要性を学びます。

地域・国際連携(グローバル)イノベーション

地域産業の問題や世界市場への進出とそれに伴う競争の激化の中、ナンバーワン/オンリーワンの製品(商品)や技術が必要であることを理解します。また、めまぐるしく発展・進化する世界の動向、国策・地域産業振興策などの情報収集のみならず情報発信による重要性などを学びます。

グループワークと双方向協議

世界動向と国策の紹介資料

世界動向と国策の紹介資料

グループワークは講義初期、中期、最終期で実施し、初期では知識の無い状況でイノベーターの素養について議論し、中期では「貿易ゲーム」を実施し,経済の仕組みや組織行動の重要性を知り、考え、変わり、新たな行動を起こしていくことを目的として多様な気づきを見いだしてもらいました。最終期は、知識を得た状況でイノベーターの素養についてグループ毎に振り返りを行い、全体での議論を行うことによって、学生自身がイノベーターを意識する素養を身につけていきます。