授業紹介

インターンシップ入門

一人ひとりが「働く」ということを考える機会をもつ!

社会共創学部の学生は、全員が「インターンシップ入門」を受講します。(学部必修科目)

授業内容

地域の企業やNPO法人などを実習先とし、2日間にわたって、経営者層から従業員まで幅広い就労者にインタビューをさせていただくとともに、職場に入り、ジョブシャドウイングを通して業務を体験します。
わずか2日間の実習ですが、事前学習で学び、企業への理解や職業観・仕事観を培った上で実習し、最後に振り返って次につなげ、全てを網羅することにより得られる成果があることが、授業を終えると実感できるはずです。

インターンシップに行く前に -事前学習

実習先の組織についての概要を学び、社会で求められるビジネスマナーを習得します。
また、インタビューの準備として、コミュニケーション・スキルを勉強し、質問項目について検討します。
そして、実際の職場で実習させていただくため、秘密保持の誓約書を用意し、自己紹介シートとともに、実習先に提出します。

 

インターンシップ当日(2日間)

インタビューは、準備した質問を基に進めますが、先輩社員とのインタビューでは、就職活動の話や学生生活について、さらには、入社後の苦労や達成感など参考になるアドバイスを沢山いただくことができます。
経営者の方からは、「働く」ことへの心構えや志、そして、企業の理念や社会で果たす役割について実践的なお話をしていただき、組織の経済活動の意味や流れ、そして目的などに触れることができます。
ジョブシャドウイングでは、営業同行や会議・打ち合わせへの同席、販売現場や事務作業の見学など、実習先ごとに工夫されたプログラムが用意されており、緊張しながらも、「働く」現場の臨場感を体験し、仕事に対する責任や周りへの配慮、チームワークなど、実体験を通して学びます。

インターンシップを終えて

学生は、ラーニングログや振返りシートを提出し、学んだことを教員と共有します。9月末には、グループの実習報告会があり、他のグループが学んだこと、体験したことを全員で共有し、実際の現場で自分達が学んできたことがどう活かせるのか、これからの勉強にどう繋げていくのかなどについて考えます。
実習先からは、各グループの評価をしていただきます。評価内容は、挨拶・言葉遣いなどの礼儀、時間や規律の遵守だけでなく、実習への取組み意欲なども含むもので、グループ全体への総合評価とコメントをいただきます。

学生からひと言(振り返りシートより抜粋)

私は今まで仕事に対してネガティブな印象を持っていました。しかし、今回のインターンシップを通じて仕事のイメージが変化しました。自分も何か人の役に立つ仕事に就いてみたいなと思いました。また、生活のためにも仕事は必至にやらなければならないことだと感じました。仕事に対して前向きな印象を持つことができました。今後の大学生活では、授業を通じて将来自分のやりたい仕事を見つけ努力していきたいと思いました。また、しっかりと将来につなげていけるように勉強していきたいと思います。

実習先からのコメント(一部紹介)

(地域活性NPO)

個々が期待以上に能動的で、体験してもらった全てのことに向上心をもって取り組んでいたように思います。この2日間の経験が今後の彼らの人生の糧になり、ひいては近い将来の社会を支えていく力になるのではないかという手応えを得られ、当方としても納得のいく受け入れとなりました。

(製造業)

1日目の事業統括者及び若手社員2名へのインタビュー各々1時間(計3時間)については、当初インタビューを受ける社員より「1時間もお互い話すことが無いのではないか」という声がありましたが、大学での事前準備がよくできており、活発にお話でき、時間が足りないほどでした。
ジョブシャドウイング時の配属部署及びメンターについては、お送りいただきました「自己紹介シート」の記載内容に基づき、事前に社内で決定した部署での実施となりました。〈各部署1名〉
グループ全員としてのまとまりもあり、個々としても各部署にてジョブシャドウイングに真剣に取り組んでいて、好印象でした。初めて受入れるにあたり、社内でも不安がありましたが、メンバー全員の真面目な取り組みで、社内の不安も解消されました。

教員からひと言

「働く」ことについて、具体的なイメージがなく、漠然としている2年生のタイミングでインターンシップに出て現場に触れる機会は、とても貴重なものになるはずです。実習前と実習後に「働くことに対するイメージ」調査を実施していますが、半数以上の学生が、実習前はネガティブな印象を持っており、卒業後は就職するけれど、働くことはきっと辛いに違いない、と考えています。ブラック企業や長時間労働の報道を目にすることが多く、自分の将来の職場での過ごし方に希望が見いだせないでいる学生が多いことが分かります。しかしながら、多くの学生が実習後に「働く」ことに対してポジティブな印象に変化しています。これは、実際に働く現場に入り、経営者がどのような思いで組織を運営しており社会に貢献すべく日々頑張っているかを知り、自分とそれほど年齢の違わない(数年前までは大学生だった)先輩社員が責任感をもって仕事に従事する姿勢を間近に感じることが、大きな要因だと考えられます。
インターンシップ入門を受講することで、仕事の面白さや楽しさを発見し、自分の将来を前向きに考え、計画して充実した学生生活を送るためのきっかけになれば、嬉しく感じます。