研究紹介

都市と農村を結ぶ~子ども農山漁村交流プロジェクト~

経緯

(研究推進のため、任意団体:都会と田舎を結ぶ食育ネットを設立。インターネット活用教育実践コンクール内閣総理大臣賞、日本農業賞食の架け橋賞審査員特別賞をはじめとして受賞数多数。)

都会と田舎を結ぶ食育ネットは、2007年、旧愛媛大学農学部附属農業高等学校と横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校とで始まった産業体験活動を支援する組織として発足した。近年では、関東圏と松山市の子どもたちを対象に四季にわたるプログラム及び広域グリーンツーリズムを南予8市町で展開するに至っている。

取組内容

南予地域における四季折々の農林水産業の体験を通じ、美しく伝統ある農山漁村を次世代を担う子どもたちへ継承することとしている。首都圏や松山市等からの参加者を募り、地域住民と学生、子ども、保護者の学び合いから、幅広い分野・地域の連携・結びつきを意識しつつ実践している。
観光産業としての6次産業化、農山漁村におけるICT活用、増えつつある廃校の活用などを意識した農山漁村の発信にも心がけている。

活動の効果と今後の展望

都会と田舎を結ぶ活動を機に、受け入れ側である南予地域の各市町に連携意識が生まれてきた結果、通過型のツーリズムから、着地型のツーリズムになり、地域の宝をじっくりと見てもらうことができるようになった。
参加する子どもたちの視点が、地域の財産となり得る新たな地域資源を発掘してくれることがある。また、子どもの成長は、保護者の成長にもつながっている。
本研究も、10年近くの活動歴を持つことになってきた。継続することが、地域との結びつきを強めており、学生スタッフの生きた学びとなっている。今後も活動を続けていきたいと考えている。