研究紹介

循環型社会の構築に向けて必要なガバナンスとは

  • 教員: 李 賢映
  • 学科:
  • キーワード: 環境ガバナンス、環境マネジメント、循環型社会、 循環経済(サーキュラー・エコノミー)

研究概要

我々が住む人間社会は、自然から資源を採取し、自然界に様々なものを排出・廃棄しています。例えば、化石燃料を活用して電気を作り、温室効果ガスを排出していますし、綿を収穫して衣類を作り、使用後には廃棄物として排出します。一方、これらの活動は、自然界の許容範囲を超えないように行わなければなりません。自然界の許容範囲を超えると資源枯渇が起きることに加えて、環境汚染、気候変動、廃棄物処分場の不足などが生じます。李研究室では、①自然から採取する資源によって生じる自然界への負担、②自然界に排出するものによって生じる環境への負担をなるべく少なくするために、社会で必要となる政策や、ステークホルダー各々の取組と自然界との協働の仕組みなどを議論しています。社会においてどのような仕組みができれば、また、ステークホルダーがどのような活動を行えば、そしてどのような形のパートナーシップが形成されれば、自然環境と人間社会はバランスを保つことができるのか。研究活動で得たことをもとに、学生主体の正課外活動(「三浦保」愛基金後援事業など)も活発に行っています。

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