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2019.05.09 教育
「第4回茶摘みの会」が開催されました【2019年4月28日(日)】
2019年4月28日(日)、ゴールデンウィーク始めの初夏の日差しの中、「第4回茶摘みの会」が東温市上林の農家において開催されました。
社会共創学部からは、西村勝志学部長、榊原正幸教授、学生5人(社会共創学部1年生)、職員等5人の計12人、そしてお世話になった農家のご家族等4人の総勢16人が参加しました。
現地に到着後、畑のお茶の木から一番茶(春に伸びたお茶の新芽の部分)を摘みました。また、昨年植え付けたお茶の苗木も順調に成長しており、除草や有機肥料やりなどの手入れをしました。午前中に摘んだ茶葉は、フライパンで軽く炒った後、しっかりと体重をかけながら手で揉み、乾燥する作業を行いました。
また、市販のペットボトルのお茶2種類と久万高原町の面河のお茶でテイスティングを行いました。
全員一致で、面河のお茶は味に深みがあり、おいしいという結果でした。市販のペットボトルのラベルには、原料のお茶以外にビタミンCが含まれていると記載されています。これは、酸化防止のための食品添加物であり、レモンなどに含まれている天然のビタミンCとは異なっているものだとわかりました。また、プラスチックゴミの減量も真剣に取り組むべき課題ですので、ペットボトルのお茶ではなく、今後は、本来の日本茶が手軽に味わえる工夫をステークホルダーの皆様と考えていきたいものです。
日本茶の知識を深めると共に昔ながらの手作りの製茶の行程を体験することで、自然環境の保全や日本文化の継承を考える貴重な一日となりました。
- 茶摘み
- 茶葉を炒って揉む
- 天日で乾燥させる
- 参加した学生