令和6年度以前入学生 在学生サイト

令和6年度以前入学生 在学生サイト

令和6年度以前入学生 在学生サイト

close

授業紹介

プロジェクト実践演習(産業マネジメント学科)

 

産業マネジメント学科の「ゼミ」

産業マネジメント学科では、プロジェクト演習を必修科目として開講しています。2年生後期の「プロジェクト基礎演習」を履修した後に、3年生前期に開講されるのが「プロジェクト実践演習」です。前年に深めた専門知識を課題解決に活用する実践的な位置付けの科目になります。

この科目では、各ゼミ6人程度の学生が指導教員の下、プレゼンテーションやディスカッションを繰り返しながら必要な専門知識を身につけると同時に、企業や地域の課題解決に貢献できる応用的・実践的なプロジェクトに取り組んでいます。過去のプロジェクトの一例を挙げると次のようなテーマがあります。

  • 『身近な問題や人間の行動を『行動経済学』の視点で考える』
  • 『地方創生に向けた人口減少から見る愛媛県の地域活性化策』
  • 『サテライトオフィスを活用した地方都市の企業誘致の可能性』
  • 『最終提案ゲームを用いた、マネープライミング効果に関する研究』

プロジェクト実践演習の具体例

産業マネジメント学科のゼミの1つでは、道後の老舗酒造会社の水口酒造さん、社会共創学部産業イノベーション学科紙産業コースの卒業生が創業した多羅富來和紙さんと連携して、新商品開発に取り組みました。マーケティング概論や情報産業論などの講義科目で学んだ専門知識を活用し、市場分析をもとに両者の強みを活かした商品を提案しました。また両企業や商品の認知を高めるためのソーシャルメディアの活用やショート動画の活用にも取り組みました。ゼミで作成した提案に対して企業からいただいたご助言をもとに案を練り直し、再提案することを繰り返し、商品化の目処がつきました。これら一連の活動から、課題認識・課題解決力、企画力、協調力、プレゼンテーション力などが身につきました。

また、オンラインショッピングについて取り組むゼミでは、オンラインショッピングでどのようにすれば商品の認知度が高まり、売り上げにつながっていくのかについて、地域の企業の課題をその企業と一緒になって取り組んでいます。楽しくて実践的ですが、難しくもある、とても面白い科目です。