環境デザイン学科 学科サイト
持続可能な社会と環境との共生をデザインする
環境デザインに関わる自然科学と社会科学の技能を通じて、持続可能な地球環境・地域社会の将来ビジョンを創造できる構想力と実践力を持った人材を育成します。
自然科学と社会科学の両方を含んだ文理横断的な研究の下、幅広い視点から、人と自然が共生する持続可能な地域社会の在り方を問い直します。自然環境や社会環境の総合的デザインに関わる専門的な知識・技術を養うとともに、様々な環境問題や地域デザイン・防災に関わるフィールドワークを通じて、地域ステークホルダーと協働して地域社会が抱える諸問題の解決に取り組みます。これにより共創的課題解決力を身につけ、次世代の持続可能な地域環境や地域社会の実現に貢献することを教育・研究の目的としています。
カリキュラム
2025年度以降入学者
主な研究テーマ
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- 学科のアドミッション・ポリシー(AP:入学者受入の方針)
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(知識・理解)
1.高等学校等で履修する国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報などに関して、高等学校卒業相当の基礎知識と理解力を有している。(思考・判断)
2.目標を達成するために、多面的視点から論理的に考察し、自己の考えをまとめることができる。(興味・関心・意欲・協働)
3.環境サステナビリティや地域デザイン・防災に関心を持ち、次世代の持続可能な地球環境や地域社会の実現に積極的に関わろうとする意欲を有している。
4.社会全体の利益に資する公共心を持って、様々な人々と協働しながら熱意を持って地域社会の課題解決に取り組む姿勢を有している。(技能・表現)
5.他者の意見を理解し、自己の考えをわかりやすく表現できる対話力を有している。<選考方法の趣旨>
【一般選抜 前期日程】
大学入学共通テストでは、高等学校で履修する主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を幅広く身につけているかをみるために、5教科5科目を課しています。また、個別学力検査等では、高等学校卒業レベルの基礎知識、及び定性的・定量的分析力をみるために、英語とデータ分析を含んだ総合問題を課すとともに、自然環境や社会環境に関する関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために面接を課しています。【総合型選抜Ⅰ】
高等学校で履修する範囲の知識や思考、判断力をみるために、総合問題を課しています。また、関心、知識、思考、判断、意欲、協働、表現力等を総合的にみるために、面接とグループディスカッションを課しています。さらに、高校生活における活動歴等を踏まえ、意欲、能力、関心等をみるために、活動報告書、志望理由書等を課しています。
- 学科のカリキュラム・ポリシー(CP:教育課程編成・実施の方針)
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<教育課程の編成と教育内容>
本学科では、学部カリキュラム・ポリシーに加え、以下の方針に基づいて教育課程を編成します。
・環境デザインを通じた地域社会の持続的な発展の担い手を育成するために、専門教育と課題解決型教育を連動させたカリキュラムを構成します。
・環境デザインに関する基礎知識を幅広く学修した上で、人と自然が共生する持続可能な地域社会の共創に向けた専門的・実践的なデザイン力とマネジメント力を修得できるように、共通教育、基礎力育成科目群、実践力育成科目群や専門力育成科目群を配置します。
・実践力育成発展科目として、環境サステナビリティ、都市・地域デザイン、地域防災に関わるフィールド実習を配置するとともに、これらの結果をまとめ上げ、他者と共有する技能に関わる科目を配置し、環境デザインに必要な総合的な実践力を学修するための科目を配置します。
・環境デザインに必要な自然環境・社会環境・人間活動の相互関係に関する基礎的な知識と技能及びこれらに関する具体的な課題を学び、その理解や解決について体系的に学修するために、学科共通科目を配置します。
・専門力育成科目では、環境サステナビリティ系科目として、地球環境、持続可能性、生物多様性、環境経済、環境政治、地理科学に関する科目を、地域デザイン・防災系科目として、土木計画、都市計画、景観、防災計画、自然災害に関する科目を配置し、環境デザインに関わる専門的知識と技能を幅広く学修します。また、環境デザインに必要な多様な視点や技能を養うために、他学科・他学部科目の履修を推奨します。
<教育方法>
本学科は、初年次より、環境デザインに関する2つの科目区分(系)及び関連する他学部科目を横断的に配置し、人間社会とそれを取り巻く環境が共生した持続可能な地域づくりに関する基礎的・専門的知識を身につけさせるとともに、PBLやアクティブ・ラーニング手法を用いたフィールド系科目を展開し、自然環境や社会環境に関わる調査・問題抽出、課題解決のための協働的なアプローチ方法を修得させます。併せて、環境問題やまちづくり及び地域防災に関する国内・海外の実践活動に主体的に参画し、環境デザインに関わる知識・技能・態度を総合的・実践的に学修させます。
- 学科のディプロマ・ポリシー(DP:卒業認定・学位授与の方針)
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<教育理念と教育目的>
我々の社会は、現在、地球環境問題や巨大災害の勃発をはじめ、その持続性を根底から覆しかねない危機に直面しています。こうした危機の時代にあって、人間と環境の共生のあり方、地域社会のあり方、さらには科学技術のあり方といった根本的な問題が改めて問われています。
本学科では、自然科学と社会科学の両方を含んだ文理横断的な教育の下、幅広い視点から、人と自然が共生する持続可能な地域社会のあり方を問い直します。そして、自然環境や社会環境の総合的デザインに関わる専門的な知識・技術を養うとともに、環境問題や地域デザイン・防災に関わるフィールドワークを通じて、地域ステークホルダーと協働して地域社会が抱える諸問題の解決に取り組む共創的課題解決力を身につけることにより、次世代の持続可能な地球環境や地域社会の実現に貢献することを教育・研究の目的としています。<育成する人材像>
地球規模の環境問題から地域コミュニティの衰退に至るまで、地域社会が抱える諸問題がますます深刻化・複雑化する中、その問題の解決を図る上では、単一の専門分野だけに留まらない幅広い視点から地域社会の問題を捉えるとともに、地域ステークホルダーとの協働により、地域固有の知識や技術を生かしながら地域問題の協働的な解決を導き、持続可能な地域社会を共に築き上げることができる人材が求められています。
本学科では、理系・文系の広範な学問領域における基礎的素養に基づいて、人間と環境との相互関係を理解するとともに、地域ステークホルダーとの協働の下、持続可能な地球環境・地域社会の将来ビジョンを創造する実践的なデザイン力とマネジメント力を修得し、持続可能で安寧な地域社会や地球環境の創造に向けて、地域政策や国際政策を運営・推進できる環境デザイン創造人材を育成します。<学習の到達目標>
(知識・技術)
1.理系や文系の広範な学問領域における基礎的素養を有し、これらを合わせて人間と環境との相互関係を理解し、デザインするための専門的・応用的な知識を修得している。(思考・判断)
2.理系及び文系的思考の下、全体を俯瞰する総合的な視座に立ちながら、地域社会・環境の改善に向けた将来ビジョンを策定・調整することができる。(興味・関心・意欲)
3.地域社会・環境のサステナビリティに関する諸課題に対して、自ら積極的に関心を持ち続けることができる。
4.地域社会を新たな価値創造へと導こうとする意欲を有し、地域社会・環境のサステナビリティに関する諸課題の解決に取り組むことができる。(技能・表現)
5.適切な調査・分析方法を用いて、自然環境との共生をもたらす地域社会デザインに必要な情報を収集・整理・分析することができる。
6.自らの考えを的確に表現し、他者との間で討論・対話することができる。(協働・リーダーシップ)
7.地域社会・環境の諸課題の解決へ向けて、協働力とリーダーシップを発揮することができる。<卒業認定・学位授与>
社会共創学部の定める教育課程を修め、厳格な成績評価に基づき所定の単位を修得し、かつ社会共創GPAが卒業要件を満たした学生に対して、卒業を認定し学位(学士)を授与します。