令和7年度以降入学生新設サイト

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国際プログラム

社会共創学部では、学生が国際的な経験を通して、グローバルな視野から様々な現象を捉えることの出来る思考力を修得するために、海外をフィールドとする国際プログラムを正課教育として積極的に展開しています。国際プログラムへの参加を通じて、学生が語学力や異文化理解などの国際的に必要とされる教養を身に付けるだけではなく、これらと課題解決型思考力やサーバントリーダーシップなどの社会共創力とを結び付けて考えることの出来る総合的な能力の育成を目指しています。

海外フィールド実習Ⅰ・Ⅱ 

「海外フィールド実習Ⅰ」は1年次以上、「海外フィールド実習Ⅱ」は2年次以上を対象に、8~9月の休暇中に複数の学年が一緒に取り組む学部の選択科目です。本科目は、インドネシア、ネパール、カンボジア、韓国等のアジア諸国において、現地の大学・学生、地域住民などと一緒に活動します。1週間から2週間のフィールドワークを中心に、課題や魅力の発見、その解決や活用に関する考察と提案、異文化交流を行います。渡航前には事前学習を行い、基礎情報の収集、異文化理解、文献調査、語学、渡航の注意点を学びます。渡航後は、レポート提出と発表を行います。これらによって渡航の意義と安全性を高め、効果的な振り返りと成果の共有を図ります。実施国ではそれぞれの状況に合わせたプログラムが展開されています。例えば、インドネシアでは環境や貧困に関する問題、ネパールでは災害復興をそれぞれ主なテーマとして、市街地や農山漁村でのフィールドワークを実施します。いずれのプログラムにおいても、現地の大学・学生、行政機関、地域住民等と協働しながら、調査や実践活動に取り組みます。海外で地域の実態や歴史背景に直接触れることによって、学生が地域的課題について国を越えて「自分ごと」として理解できるような当事者性の形成を目指しています。

SUIJIサービスラーニングプログラム

インドネシアの人々と習字を通じた文化交流

インドネシアの人々と習字を通じた文化交流

SUIJIとは”Six University Initiative Japan Indonesia”の略称であり、愛媛大学を含む日本とインドネシアの6大学共同の国際プログラムです。愛媛大学はSUIJIを共通教育発展科目「SUIJIサーバント・リーダー養成に関する科目」として実施しており、本学部は同科目の単位の一部を卒業要件単位として認めています。SUIJIの中心となるプログラムは長期の現地サービスラーニングであり、夏季休業中に四国内7ヶ所、春季休業中にインドネシア3ヶ所で、日本人学生とインドネシア人学生とが共同生活を送り、地域の暮らしの理解や地域住民との交流を通じて、地域課題の発見や解決に取り組みます。本学部の多くの学生がSUIJIに参加しており、SUIJIへの参加を通じて、国際的な経験と視野に加えて、公共的なリーダーシップのあり方を修得することが期待されます。