連携センター
愛媛大学SDGs推進室
本推進室は、学長直轄の全学組織として各学部・機構との連携を深めながら、これまで学生や教職員の個別の活動となっていたSDGsに関する様々な取組やこれから新たに行うべき取組について、大学全体として推進しています。本学の教育、研究、社会連携、国際連携の諸活動に係るイベントを広く支援対象として、イベントの共催・後援を行うとともに、財政的な支援をしています。また学外においては、愛媛大学の特色・強みを活かすことで愛媛大学でなければできないことを重視しながら、多様なステークホルダーの皆様とパートナーシップを構築し、SDGs達成に向けて様々な取組を行っています。
構成員は、分野や学問領域を超えて、主体的にSDGs活動を実施している教員により構成され、それぞれがSDGs達成に向けて挑戦しています。
【社会共創学部所属教員:榊原 正幸、バンダリ・ネトラ・プラカシュ、松村 暢彦、李 賢映、井口 梓、二神 透、渡邉 敬逸、入江 賀子、ルプレヒト・クリストフ、山中 亮、笠松 浩樹】
防災情報研究センター
本センターでは、予想される様々な自然災害から住民の生命と財産を守るために、行政や地域と連携した極めて実践的な防災研究に取り組んでいます。具体的には、愛媛県下20市町と連携した愛媛地域防災力研究連携協議会の設立や、四国地方整備局や愛媛県と連携した建設BCP実施組織の設置、また、東南海・南海地震に対する減災研究を推進するための研究部門(寄付講座)の設立などです。これらの取り組みを通して、地域に密着した防災研究を展開しています。あわせて、公・民・学が連携して、都市デザインとまちづくりに関する調査研究から実践、さらには学習・教育を行い、まちづくりの担い手を育成しています。
【社会共創学部所属教員:榊原 正幸、松村 暢彦、羽鳥 剛史、二神 透、バンダリ・ネトラ・プラカシュ、片岡 由香】
南予水産研究センター
本センターは、愛媛県南予地域における水産業の学際的な研究及び教育を推進し、地域及び日本の水産業発展に貢献しています。愛南町をはじめ南予地域の各自治体、水産関係団体との連携のもとに、生命科学部門による高度な生産技術開発、環境科学部門による漁場環境保全、社会科学部門からの地域水産業振興システムの構築といった文理融合による「新しい水産学」の確立を目指しています。本センターには船越ステーション(愛南町役場西海支所)と西浦ステーション(うみらいく愛南)の2つの研究拠点があり、レジデンス(教職員と学生による現地居住)型の教育研究を展開しています。
産業イノベーション学科海洋生産科学履修コースの学生は、3年次から本センターに学びの拠点を移します。
【社会共創学部所属教員:松原 孝博、若林 良和、後藤 理恵、竹ノ内 徳人、清水 園子、斎藤 大樹、竹内 久登】
紙産業イノベーションセンター
本センターは、紙産業に関する様々な分野の研究及び教育を行うことにより、紙産業の発展につながる研究開発を推進するとともに、地域社会の活性化と発展に貢献することを目的とし、四国中央市に設置されています。本センターには3つの研究部門(製紙技術研究、紙製品研究、機能性材料研究)を設置し、紙の製造方法の改良に加えて、紙に配合する機能性材料の開発や、機能性材料を紙へ付与する技術の開発も同時に進めています。また、愛媛県、四国中央市、地域紙産業界と連携しながら、大学で開発した技術の速やかな実用化を目指しています。
産業イノベーション学科紙産業履修コースの学生は、3年次から本センターに学びの拠点を移します。
【社会共創学部所属教員:内村 浩美、藪谷 智規、福垣内 暁、深堀 秀史、伊藤 弘和、秀野 晃大】
地域協働センター西条
本センターは、東予地域の資源、産業、文化等のニーズを踏まえ、様々な協働活動を展開し、広く地域活性化に貢献することを目的として設置されています。高大連携活動、修士課程授業、産学官連携、農業の6次産業化支援、フィールドワークやインターンシップ、就職活動、住民向け高等教育機会提供など、教育・研究・社会活動に関し広範囲で多様な事業を展開しています。
【社会共創学部所属教員:榊原 正幸、松村 暢彦、渡邉 敬逸、井口 梓、笠松 浩樹、二神 透】
地域協働センター南予
2019年10月西予市(宇和米博物館)に設置されました。人口減少問題、鳥獣害対策、防災、柑橘産業活性化、公共交通網維持など南予地域の共通の課題に、公・民・学の協働で取り組むことを目的とした教育研究施設です。本センターは南予9市町のステークホルダーとともに運営していく点に特徴があり、南予地域をフィールドとした先進的な教育、研究活動や社会人リカレント教育プログラムなどを地域の方々とともに進めています。
【社会共創学部所属教員:松村 暢彦、笠松 浩樹、羽鳥 剛史、山中 亮、片岡 由香、若林 良和、竹ノ内 徳人、福垣内 暁、島上 宗子】
地域協働センター中予
本センターは、2021年3月に設置され、東温市と松山市にそれぞれ拠点を置いています。「地域協働センター中予東温」では、本学の組織の中で最も大きい人的資源を有する医学部・医学系研究科、附属病院が中心となって、健康・医療などの分野でより一層の地域貢献活動を展開していきます。また、「地域協働センター中予松山」では、観光業の振興にかかわる人材の育成や多様な文化資源にフォーカスした活動を展開していきます。
【社会共創学部所属教員:井口 梓、山中 亮、山口 信夫、片岡 由香】
地域共創研究センター
本センターは、地域に関する学際的な研究・教育・実践活動を行うことによって、地域共創に関する学術研究の推進を図り、併せて地域社会の活性化と発展に貢献することを目的として設置されています。地域に軸足を置いた研究活動を発展させ、地域に関する新しい学際的な学術領域の創造、地域の自立的な発展への貢献、地域社会の発展を支える人材の育成を目指し、海外研究や国際貢献も積極的に行います。
【社会共創学部所属教員:寺谷 亮司、井口 梓、笠松 浩樹、松村 暢彦、山口 信夫、山中 亮、山本 智規】
アジア古代産業考古学研究センター
アジアそしてユーラシア大陸の鉄・鉄器とその生産技術、そして鉄をめぐる社会の歴史を探究するアジア唯一の研究センターです。そのためにアジア各国(中国・モンゴル・ハカス共和国・カザフスタン等)の研究機関と協定を締結して、古代の製鉄遺跡の発掘調査や出土した考古資料の現地調査を実施しています。近年は、塩業研究にも取り組み、産業史研究の新たな枠組みの構築にも取り組んでいます。