カリキュラムについて

社会共創学部は、地域社会が抱える課題の本質をしっかり捉え、幅広い専門知識や技術を生かしながら、地域ステークホルダーと協働して課題解決に取り組む能力、すなわち「共創的課題解決力」を持つ学生の育成を目標としています。社会共創学部のカリキュラムは、下記の4つの科目群で構成されており、分野横断的な知識・技術と地域の特性を生かした多様な実践プログラムを導入することで、理論的な学びと実践活動を融合した「共創的課題解決力」を修得し、地域社会を持続可能な発展へと導く人材を育成します。
基礎力育成 科目群 |
共創的課題解決力を身につける上で基礎となる思考力・態度・技能を中心とする力を身につける。 |
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実践力育成 科目群 |
フィールドワークやインターンシップなどの実地教育を通じて、実践的な思考力・態度・技能を身につける。 |
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課題解決思考力 育成科目群 |
各学科の専門基礎分野を横断的に学ぶことで文理融合的な課題解決思考力を身につける。 |
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専門力育成 科目群 |
各学科の系に基づく専門科目及び他学部の関連科目を体系的に学ぶことで専門的な知識と技能を身につける。 |
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いずれの科目群もグループワーク、グループディスカッション、ディベート、サービスラーニング、課題解決型学習等のアクティブラーニングを重視し、学生が能動的・合理的に思慮を深め、自らの知識や経験を総合できる能力を育成することを重視しています。
カリキュラムの詳細
基礎力育成科目群と課題解決思考力育成科目群は「共創的課題解決力」の基礎を学ぶ科目群であり、1年次から2年次にかけて重点的に配置されています。この基礎を踏まえて「共創的課題解決力」の発展を学ぶ科目群が、実践力育成科目群と専門力育成科目群です。いずれの科目群も1年次から3年次にかけて配置されていますが、学年が進むに連れて各科目の実践性と専門性が高くなります。1年次から2年次にかけて思考力・協働的態度・調査技能・文理融合的思考の基礎固めを行い、これと並行して実践力育成科目群で実践力を、専門力育成科目群で専門力をそれぞれ高め、4年間でこれらを総合した「共創的課題解決力」を身につけます。
- 1年次社会共創力の基礎を徹底的に身につける
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- 基礎力育成
科目群 -
- 社会共創入門
- 持続可能性科学
- 経営入門
- 基礎データ処理
- 実践力育成
科目群 -
- フィールドワーク入門
- リーダーシップ入門
- 社会共創演習Ⅰ
- 初年次プロジェクト演習
など
- 課題解決思考力
育成科目群 -
- 統計学入門
- 地域社会論
- 社会心理学
など
- 専門力育成
科目群 -
- ミクロ経済学Ⅰ
- 微積分Ⅰ
- 国土形成史
- 地元学
など
- 基礎力育成
- 2年次実践と専門を通じて社会共創力を深める
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- 実践力育成
科目群 -
- フィールド実習
- キャリア特論Ⅰ・Ⅱ
- 社会共創演習Ⅰ
- プロジェクト基礎演習
など
- 課題解決思考力
育成科目群 -
- 質的データの収集と分析
- データサイエンス
など
- 専門力育成
科目群 -
- 環境デザイン論
- 環境マネジメント論Ⅰ
- マーケティング・リサーチ
- ものづくり実習
など
- 実践力育成
- 3年次実践と専門とを往還し社会共創力を高める
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- 実践力育成科目群
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- プロジェクト実践演習
- プロジェクト応用演習
- インターンシップⅠ
- 社会共創演習Ⅱ
など
- 専門力育成科目群
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- 地域商業論
- 経営工学
- 意思決定会計
- 製紙化学Ⅰ
- 海洋生産科学Ⅰ
- 熱流体力学
- 材料科学
- 環境マネジメント論Ⅱ
- 自然災害学
- 地域資源マネジメントセミナーⅡ
- 地域資源融合特別演習Ⅰ
など
- 4年次総合的な社会共創力を修得する
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- 実践力育成科目群・学位認定科目群
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- 社会共創演習Ⅱ
- 自由課題研究
- 卒業研究