取得資格

社会調査士

1.社会調査士とは

社会調査士とは、社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向、社会事象等をとらえることのできる能力を有する「調査の専門家」のことです(社会調査協会HPより)。よって、地域の様々な諸課題の発見や解決などに寄与することを目的とする本学部の学生にとって、有用な資格と考えられます。
また、大学3年次に「社会調査士(見込み)」が発行されるため、これを就職活動の際に活用することもできます。

2.修得すべき科目について

社会調査士資格取得のためには、社会調査協会が定める標準カリキュラムA~Gに対応した科目をすべて修得する必要があります。本学部の各学科が指定するA~G科目(E科目とF科目はいずれかを選択)は、下表のとおりです。

2022年4月以降入学者

科目  内容  産業
マネジメント
 産業
イノベーション
環境
デザイン
地域資源
マネジメント
A科目 社会調査の基本的事項に
関する科目
フィールドワーク入門
B科目 調査設計と実施方法に
関する科目
マーケティング・リサーチ
(産業マネジメント学科開講科目)
C科目 基本的な資料とデータの
分析に関する科目
新入生セミナーB
D科目 社会調査に必要な統計学に
関する科目
統計学入門
E科目 量的データ解析の方法に
関する科目
数理経済学(産業マネジメント開講科目)
F科目 質的な分析の方法に
関する科目
質的データの収集と分析
G科目 社会調査の実習を
中心とする科目
プロジェクト基礎演習
プロジェクト応用演習

※E科目とF科目はいずれかを選択

2020年4月~2021年4月入学者
科目  内容  産業
マネジメント
 産業
イノベーション
環境
デザイン
地域資源
マネジメント
A科目 社会調査の基本的事項に
関する科目
フィールドワーク入門
B科目 調査設計と実施方法に
関する科目
マーケティング・リサーチ
(産業マネジメント開講科目)
地域分析論
C科目 基本的な資料とデータの
分析に関する科目
基礎データ処理 基礎データ処理
(産業マネジメント開講科目)
統計学 基礎データ処理
(産業マネジメント開講科目)
D科目 社会調査に必要な統計学に
関する科目
統計学 環境統計学 統計学
E科目 量的データ解析の方法に
関する科目
数理経済学 (産業マネジメント開講科目)
F科目 質的な分析の方法に
関する科目
質的データの収集と分析
G科目 社会調査の実習を
中心とする科目
社会調査
フィールド実習
プロジェクト基礎演習
プロジェクト応用演習
環境デザイン課題研究Ⅰ
環境デザイン課題研究Ⅱ
プロジェクト基礎演習
プロジェクト応用演習

※E科目とF科目はいずれかを選択

※社会調査士資格の取得を希望する産業マネジメント学科の学生は、産業マネジメント学科の教員が担当する「フィールド実習」を履修してください。

2016年4月~2019年4月入学者
科目  内容  産業
マネジメント
 産業
イノベーション
環境
デザイン
地域資源
マネジメント
A科目 社会調査の基本的事項に
関する科目
地域調査方法入門
B科目 調査設計と実施方法に
関する科目
マーケティング・リサーチ
(産業マネジメント開講科目)
 
地域づくり論Ⅰ
C科目 基本的な資料とデータの
分析に関する科目
基礎データ処理 基礎データ処理
(産業マネジメント開講科目)
環境統計学 基礎データ処理
(産業マネジメント開講科目)
D科目 社会調査に必要な統計学に
関する科目
統計学
E科目 量的データ解析の方法に
関する科目
計量経済学 (産業マネジメント開講科目)
F科目 質的な分析の方法に
関する科目
質的データの収集と分析
G科目 社会調査の実習を
中心とする科目
社会調査Ⅰ
社会調査Ⅱ
プロジェクト基礎演習
プロジェクト応用演習
環境デザイン課題研究Ⅰ
環境デザイン課題研究Ⅱ
プロジェクト基礎演習
プロジェクト応用演習

※E科目とF科目はいずれかを選択

3.社会調査士資格(見込み含む)の申請について

以下の資格要件を満たす場合は、本学部で各申請書類を受け付けて、一括で社会調査協会に申請します。

「社会調査士(見込み)」を大学在学中に申請する場合の資格要件

  1. 在籍期間が2年以上であること
  2. 標準カリキュラムA~Gに対応した科目単位を申請時までに、3科目以上単位取得していること
  3. 2.の単位取得済み科目と今年度履修中の科目の合計が5科目以上であること(ただしE/F科目は選択制のため1科目と数える)

「社会調査士」を大学卒業時に申請する場合の資格要件

  1. 学部を卒業
  2. 標準カリキュラムA~Gに対応した科目単位を取得(E/Fは選択制)

(参考)一般社団法人社会調査協会HP