卒業生の声

多くの卒業生が、社会共創学部での4年間の学びを経て進学・就職し、社会人として、大学院生として、新しい場所で活躍しています。ここでは、高校生の皆さんの大学進学、在学生の皆さんのキャリア選択のサポートとなるように、社会共創学部の「卒業生の声」を紹介します。

産業マネジメント学科

MESSAGE.産業マネジメント学科自分で考える力を習得するという事が非常に大切

産業マネジメントコース 2019年度卒業

鈴木 裕之

株式会社SUBARU 航空宇宙カンパニー 企画管理部企画課

私は、在学中に受講した講義でブランドについて興味を抱き、お客様から愛されている会社で働きたいと考え、SUBARUに入社を決めました。配属先は、航空宇宙カンパニーの企画管理部企画課で、カンパニーの経営を担い、中期経営計画や年度予算の策定、実績管理、広報などを行っています。その中で、私は、工場の年度予算の策定と実績管理、広報、補助金関連業務を担当しています。少数精鋭だからこそ、新人にも責任のある重要な仕事を与えてもらっています。毎日が新しい事の連続で、大変ながらも日々やりがいを感じています。
私にとって、社会共創学部での4年間はかけがえのない宝物です。良き師に出会い、友人に恵まれ、充実した学生生活を送れたことが、今の私の原動力となっています。大学は自由な時間がたくさんあります。その時間に悩んだり考えたりしたことが大きな財産となり、自分の基礎となります。高校を卒業すると、定められたレールはありません。一人一人が自分で考え、自分だけの道を進まなければなりません。だからこそ、大学時代に自分で考える力を習得するという事が非常に大切です。
社会共創学部で学ぶ皆さん、どうか良き師、友と巡り合い、充実した学生生活を送ってください。

MESSAGE.産業マネジメント学科大学入学当初から地方公務員を志望

産業マネジメントコース 2019年卒業

渡部 友里恵

愛媛県 東予地方局今治支局税務室

私は、東予地方局今治支局税務室で自動車税をはじめとした県税に関する業務を行っています。入庁前はデスクワーク中心の業務が多いと思っていましたが、納税相談など窓口業務を通して直接県民の方々と関わる業務もあり、日々刺激があります。まだまだ覚えなければいけない法律や、慣れない用語や業務に戸惑うこともありますが、上司や先輩職員に助けていただいています。
高校生の頃から地域活性化に関心があり、大学入学当初から地方公務員を志望していました。在学時は愛媛県庁のインターンシップや災害ボランティアに積極的に参加し、職員の方や地域の方々と接することでモチベーションを上げていました。地域経済や産業に関する大学の講義は、県の重要課題である人口減少に対応する政策を考える上で、とても役に立っています。

MESSAGE.産業マネジメント学科何か一つ確実に成し遂げることの重みを教えてくれた

事業創造コース 2019年度卒業

小泉 紗奈

株式会社小泉製菓 代表取締役

私は、株式会社小泉製菓で経営の仕事をしています。当社は今年で設立50年を迎える、主に菓子の製造販売をする会社です。私は、会社が日々問題なく稼働しているかを観察し、異常があれば改善し、お客様に更に美味しい商品をお届けするために、私達に何が出来るかを常に考えています。
小泉製菓は、私の実家です。私にとって、この会社に入ることは最も困難な選択でした。完全な社会人として働いたことのない者が、ほとんど自力で仕事をする力を身に付けなければいけないからです。しかし人生を実験と捉えた時に、ある程度保証された形で成功するための実験をするよりも、目の前にある中の最も難しい道で成功するための実験をしたいと思いました。これが当社で働くことを志望した理由です。
大学時代は、たくさんの失敗や挫折をしました。社会共創学部生として臨んだ様々なプロジェクトや学生祭の運営など、学びはあるものの何一つ覚悟も気合いも足りておらず、私の中で成功したと言えるものはありませんでした。それでも、その経験こそが、何か一つ確実に成し遂げることの重みを教えてくれました。思い返せば、そもそも私が社会共創学部に1期生として入学することを志望した理由は、“学問としてのマネジメントを学ぶだけでなく、より社会と近い環境で、新学部の学生として積極的に実践をしてみたい”ということでした。それについてはまさに、思い通りの経験をさせていただいた4年間だったと思います。考えを共有し実践することに挑戦できる環境と仲間に、常に囲まれていました。
今、“やりたいことがない”と足踏みしている学生さんがもしいるなら、とりあえず何か気になる環境に飛び込み、ぜひ何度か失敗や挫折をしてみてください。そうすると、何かが吹っ切れたように、目の前にある自分がすべき役割に気付けるはずです。


産業イノベーション学科

MESSAGE.産業イノベーション学科愛媛県の環境や人が気に入り、県内で就職

海洋生産科学コース 2019年度卒業

川上 光哉

マルトモ株式会社 開発本部・研究開発部

私は、第一志望であった愛媛県伊予市にある食品メーカーで、かつお削り節の出汁抽出分析や、かつお削り節新商品の外袋製作などに従事しています。この会社を志望した理由は2つあります。まず、私は大阪府出身ですが、愛媛県の環境や人が気に入り、県内で就職したいと思いました。次に、愛南町で地域密着型の水産研究を進めていましたので、水産食品の開発業務に就き、地域に貢献したいと考えました。  
新入社員研修では、鰹節の特性を学び、カツオの生切りから焙乾までの鰹節製造を体験しました。私は大学時代からカツオに興味があり、海洋生産科学コースの若林教授が担っておられる鹿児島県の「枕崎カツオマイスター検定」を受検する機会を得て合格することができました。これで得た知識と体験を活かして、意欲的に業務に取り組んでいます。    
私は、社会共創学部での様々な出会いと学びが、自分の仕事を決定する大きな要因になったと実感するとともに、感謝しています。

MESSAGE.産業イノベーション学科紙の知識や技術を活かして愛媛の地場産業に貢献

紙産業コース 2019年度卒業

能田 純平

丸住製紙株式会社 研究開発部研究開発課

私は現在、丸住製紙で働いています。丸住製紙は地元愛媛で100年を超える歴史がありながら、新しい事業にも力を入れている製紙会社です。私は、大学で学んだ紙の知識や技術を活かし、愛媛の地場産業に貢献したいと考え入社を決めました。
産業イノベーション学科・紙産業コースでは、紙に関する科学的知識や製造・加工技術、分析技術をゼロからしっかりと学ぶことができる環境が整っているところが魅力の一つです。また、座学だけでなく、製紙・紙加工工場の訪問や実習など「見て・聞いて・感じる」学びがあることが本コースの特長でもあります。実際に、紙を作る実習では、大学の授業で学んだ知識をフルに活用し、紙製品づくりに挑戦しました。紙の原料を実際に使ってみて、目標とする紙を作るために何度も試作を繰り返す中で、紙への理解がより一層深まり、研究の進め方を学ぶことができました。今現在、私は研究開発部に所属し、紙からさらに発展した天然新素材「セルロースナノファイバー」の研究に携わっており、社会実装に向けた用途開発を進めています。こうした研究を進めていくうえで、大学での4年間、紙産業コースで学び得たたくさんの知識や経験が活かされています。
皆さんも、ぜひ紙産業コースで紙や新素材の深い魅力に触れ、学び得た経験を社会に活かしてみませんか?

MESSAGE.産業イノベーション学科大学での幅広い学びが仕事で活かされていると感じる

ものづくりコース 2019年度卒業

日野 雅侑美

株式会社ヒカリ FA事業部

私は、ものづくりが好きで産業イノベーション学科に進学しました。学んでいく中で、ものを大量生産する工場の機械を作るFA(ファクトリーオートメーション)という業界に興味を持ちました。そして、学科の活動で複数の企業を訪問させていただいた中で、今の会社に興味を持ち、就職しました。
現在は、生産設備の電気制御に関わる部署に所属し、主に設備の電気系統の配線作業をしながら基礎を学んでいます。将来的には、設備の電気図面やソフトの作成業務を行い、お客様の現場に設備を納めるという重要な業務も担います。
専門分野のみならず大学で学んだ幅広い知識が仕事で活かされていると実感します。制御の部署でも機械系の知識が必要となりますが、大学で学んだ基礎知識を活用し、設計や組立等の他部署の視点からも物事を考える意識を持ちながら働けていると思います。
また、大学では現場に足を運んで直接意見を伺うことがよくありましたが、その際に身に付けたコミュニケーション能力も活かしています。


環境デザイン学科

MESSAGE.環境デザイン学科学部で学んだコミュニケーション能力が活かせる仕事

環境サステナビリティコース 2019年度卒業

竹原 奈甫

株式会社ダイキアクシス 環境機器事業本部 国内営業統括部 四国営業部 本社営業課

私は、ダイキアクシスで浄化槽の営業をする部署に所属しています。今は先輩に同行し、営業のいろはや書類作成について教えていただいています。
以前から水環境保全に興味があり、環境デザイン学科で環境や水処理のことなどを学びました。在学中、研究で当社と関わる機会があり、水処理の会社であることを知りました。就職活動中に会社説明会に参加し、社員の方の雰囲気が良いこと、以前から興味のあった水環境保全に携わることができることに惹かれ、入社を決めました。まだまだ分からないことばかりですが、上司や先輩の方々のサポートもあり、楽しく仕事をしています。環境デザイン学科で学んだ水関係のこと、また、社会共創学部で身に付けたコミュニケーション能力が活かせる仕事だと思っています。大学で学んだことやアルバイトでの経験など、学生時代に経験したことや身に付けたものは、社会でも活かせる機会があります。自分らしさを忘れず、悔いの無いよう頑張ってください。

MESSAGE.環境デザイン学科多くの場面で学びのチャンスがある

環境サステナビリティコース 2019年度卒業

信尾 一樹

株式会社あいテレビ 営業局営業部

私があいテレビを志望した理由は学生時代の活動が大きく影響しています。社会共創学部ではプロジェクト演習という授業があります。そこで私は西日本豪雨で被害を受けた野村町で復興ソングを新たに作成し、町を盛り上げるというプロジェクトに携わり、私はその歌のPV作成を行いました。その一連のプロジェクトを最初から取材してくださっていたのが、現在私が勤めているあいテレビでした。「このような活動までしっかりと取材してくれるのは嬉しい。私もこういった形で愛媛に貢献したい。」という思いこそが、私が当社を志望した理由です。
現在私は営業部に所属しています。「テレビ局の営業って何をするの?」と思われると思いますが、CMの放送枠(時間)を企業に提案しています。明確なモノを売っているわけではありませんのでなかなか説明は難しいのですが、企業が放送時間の一部を自社の時間として買い、その時間をより有意義に使ってもらえるように様々なCMの提案をしたり、要望を聞いたりするといった業務に当たっています。
社会共創学部は授業の多くが課外学習であり、外部の方と接する機会は必然的に多くなります。そこでの経験は確実に現在の仕事で活かされていると実感しています。多くの場面で学びのチャンスがある社会共創学部で4年間活動できて良かったと改めて思います。

MESSAGE.環境デザイン学科海外フィールドワーク実習をきっかけに物流業界を志望

環境サステナビリティコース 2019年度卒業

西原 あかり

日本貨物鉄道株式会社(JR貨物) 吹田貨物ターミナル駅

私は、大阪府にある日本貨物鉄道吹田貨物ターミナル駅で勤務しています。日本で一番長い駅で、約80名のスタッフが働いています。私は営業フロントで業務を行っており、主にコンテナと貨車が緊締されているか歩いて検査したり、利用運送事業者からの電話に対応したりしています。
私がJR貨物を志望したきっかけは、大学1年生の時に海外フィールドワーク実習でネパールを訪れたことでした。実習では、ネパール地震で被害を受けたパタレ村を訪れ、宿泊しました。村に行くまでの道やライフライン、商店などが十分に整備されていない環境を経験しました。そして、利便的な生活のためには、インフラ整備や物流が大切であることを身をもって気づかされました。そこで、就職活動中はインフラ業界や物流業界を中心に、業界研究を行いました。JR貨物は日本唯一の鉄道物流企業であり、私が興味を持ったインフラと物流を軸として仕事を行えると思い、入社を決めました。今は貨物列車の乗務員を目指して頑張っています。
仕事では多くの人と綿密な打ち合わせを行い、チームワークで仕事する機会が多くあります。大学時代に、たくさんのグループワークや実習で培ったコミュニケーション能力を活かしています。グループワークや実習は社会共創学部ならではの授業です。学ぶ機会はたくさん与えられていると思いますので、皆さんにも意欲的に参加して欲しいと思います。


地域資源マネジメント学科

MESSAGE.地域資源マネジメント学科大学時代に培った地域資源を活かす方法

農山漁村マネジメントコース 2019年度卒業

佐藤 尽生

株式会社ゆうぼく 総合企画チーム

ゆうぼくは、自社牧場で育てた“はなが”ブランドの牛や豚を使って、第一次から第三次産業までを行うアグリベンチャー企業です。入社して、牧場から小売店までのモノ・ヒト・カネの流れを勉強しながら、精肉店を中心に売り場改善、企画発案から実行、商品開発を行っています。
私は、イベントや対面に立ってお客様と交流することが好きです。また、ゆうぼくの商品には、自信を持って提供することのできる価値があり、新人でもベテランでも挑戦することができる環境、組織づくりといったアグリベンチャーならではの魅力に惹かれて志望しました。
大学時代は、農林漁家を基盤とした村落の運営自治からはじまり様々な分野を幅広く勉強し、余暇には、地域イベントへの飲食物販売や地域活動に参加し、コミュニティ形成を行っていました。大学時代に培った地域資源を見つける目、活かす方法、コミュニティへの参加経験は無駄にならず、現在の職でも活かすことができています。

MESSAGE.地域資源マネジメント学科「人と深く長く関わりつつ、地域と人の役に立つ」仕事

文化資源マネジメントコース 2019年度卒業

大河内 美帆

株式会社伊予銀行 湊町支店

私は在学中、地域とそこに住む人々の文化について調査し、その中で地域の方々の温かさに触れることの喜びを知りました。地域の多くの人々が、無償で時間と労力を割いて調査に協力してくださり、さらにはおもてなしまでしてくださいました。そのような優しさに触れる度、いつか必ず恩返しをしたいという気持ちが募りました。
そこで私は、職業選択をする際、「人と深く長く関わりつつ、地域と人の役に立つ」という考えを軸に就職活動をしました。伊予銀行では、地域と人を支える基盤となる仕事に携わることができ、また、女性でも長く働ける制度が整っていることから、自分に合っていると感じ志望しました。
地域の文化遺産を調査することは、地域外では知られていない文化や、地域の中でさえ忘れられてしまった文化を、堀り起こして活用することに繋がります。そうした調査を繰り返し行っていたことは、仕事でお客様のお困りごとや潜在的ニーズを探り、解決策を考える際に役立っています。その他にも、在学中に学んだことは、社会人となった今も全て活きていると感じます。
在校生の皆さん、これから、先が見えず不安になることや厚い壁にぶつかることがあると思います。それらは全て糧となり、皆さんを支えてくれる大事な経験です。どうかひとつひとつ大切に吸収してください。高校生の皆さん、社会共創学部は歴史がまだ浅いですが、その分可能性が無限に広がっています。その中で可能性の幅を決めるのは皆さん次第です。不確定な未来を怖がらず、ぜひ可能性を掴んでください。

MESSAGE.地域資源マネジメント学科健康的な体づくりには、"食"が不可欠

スポーツ健康マネジメントコース 2019年度卒業

中江 莉穂

日本食研株式会社 今治営業所

スポーツ健康マネジメントコースでは、子ども、成人、高齢者や障がい者等、国境を越えた多くの方々とスポーツを通して健康づくりを推進する活動を実施しました。その中で私は、日常の運動や身体活動を行う上で基礎となる健康的な体づくりには、「食」が不可欠であることを強く感じました。そのため、人々の健康に、「食」を通して貢献できる日本食研に入社しました。食文化の変化と共に新たな価値創造を実現するべく、当社では研究・生産・営業・物流が連携しながら、コーディネーターとして様々な食シーンのサポートを行っています。現在、私は、今治市内の病院、高齢者施設、飲食店や宿泊施設の新規開拓や、既存の得意先様への課題解決型提案営業を行っています。
大学での学びは、自分自身とその未来を形成する栄養素のようなものです。みなさん、勇気を出して学ぶことに挑戦してみてください。失敗をしたとしても、恥をかいたとしても、何も心配をする必要はありません。それは"今"しかできない貴重な体験です。そして、周りにいる大切な友人達と一緒に、大学生活でたくさんの思い出をつくってください。みなさんが『愛媛大学で学ぶことができてよかった』と思える有意義な大学生活になるよう、卒業生として願っています。