お知らせ詳細

2023年8月2日（水）、愛媛大学E.U.Regional Commons（ひめテラス）にて、まつやまデータ利活用研究協議会の協力の下、「松山の課題を考えるワークショップの最終報告会」を開催しました。本ワークショップは、社会共創学部「フィールド実習」の履修生のうち有志16人が、様々なデータによって裏付けられる松山市の課題を発見し、デジタル技術を活用した課題解決の提案を行うことを目的として開催したものです。

学生は、松山市の交通事情に関する提案を2件、松山市の人口流出抑制に向けた提案を1件、計3件の解決案を報告しました。これらの報告に対し、「松山市総合政策部デジタル戦略課」「株式会社伊予鉄グループ企画戦略課」「富士通Japan株式会社四国公共ビジネス部」の方々に審査をいただき、学生の解決案に対する講評が行われました。

講評では、解決案に対する改善点や実現に向けての課題など非常に多くの貴重なご意見をいただき、学生が地域課題を解決することの困難さや課題解決に立ち向かう大切さを学ぶ貴重な機会となりました。

最後に、徐祝旗社会共創学部長が全体の講評として、地域が抱える様々な課題の解決には、若い学生の力が必要であること、文理融合を掲げた社会共創学部だからこそ提案可能な斬新なアイデアが出ることを今後も期待すると述べ、無事閉会を迎えました。