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2018.02.01 教育

社会共創学部「プロジェクト基礎演習」の成果発表会を開催しました【2018年1月31日(水)】

平成30年1月31日(水)、環境デザイン学科2年生(35名)がプロジェクト基礎演習の成果を発表しました。学外からも高校生をはじめいろいろな人達が参加してくれました。
プロジェクト基礎演習は地域のプロジェクトにチームで取り組み、企画としてまとめる実践的な演習です。今年のプロジェクトは、「石手川ダムでの新アクティビティの提案」「八幡浜に新たな居場所を創ろう」「地震火災延焼シミュレーターを用いた小学生の防災意識調査」「西予ジオパークのあり方を考える」「愛媛県における無住化集落の現状と課題」など11テーマになりました。部屋のなかでは、色々な場所で盛んな意見交換が行われました。
ポスターセッションのあとは、プロジェクト基礎演習の学びを振り返るワークショップを行いました。実践プログラムでせっかく直接的な経験をしても、それに満足しているだけでは学びの効果は期待できません。その経験を言語化にして他の人に伝え、さらに自分の経験がどんな学びに結びついたのか内省化することではじめて、次の新たな取り組みに活きます。そこでは、「自分のテーマと役割を見つけることができてからチームメンバーがお互いに認め合えたような気がする。チームワークとはこんな感じかもしれないと実感した。」「ヒアリングで事前に十分調べていったことで当日、自分たちが知らないことをたくさん聞くことができた。だから余計に地域で活動される方のすごさを感じることができた。」「地域のために活動している人の話を目の前ではじめて聞くことができた。この人を動かすモノの大きさ、熱さに感動した。」などたくさんの意見を共有することができました。こうした学びが3年生のプロジェクト実践演習にきっとつながるでしょう。今から楽しみにしています。