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2019.01.28 その他行事

松山アートまちづくり寄附講座「第2回まちと文化とアートの学校」を開催しました【2019年1月26日(土)】

松山アートまちづくり寄附講座「第2回まちと文化とアートの学校」を一般市民30名参加の下開催しました。今回のテーマは、「草の根の居場所づくり」で、施設公民館いさざを運営する浦岡雄介氏を招いての実施でした。

どのような人にも、その人にしかできないことがあります。それは表現活動をとおしてこそ語れるものであり、だれもが楽しく喜ばしいものです。だからこそ楽しい表現がきっかけとなり人と人とがつながり、地域社会が息づく。源泉となるのは個人であり、個人が地域社会を構成していける環境をいかに根付かせるかが大事。

ディスカッションする講師の浦岡雄介氏と参加者

こんな考えから、公民館いさざは、おもしろい表現活動をしている人の表現の場として、それをおもしろがって楽しむ人との交流の場を目指しているのです。根底には、みんなが地域を見直すきっかけとなればという思いがあります。

浦岡氏は、あらゆるイベントを遊び心満載で実施するため、おもしろいことを見つけ、一人ひとりが喜ぶこと意識しながら、「ひとを食いつかせる(つながる)」場の創造を心掛けられているそうです。

表現することで、そのひとの居場所づくりとなる、それが結果としてアートと言えるのか?そこにはあまりこだわりは無いとも。

つまり、地域社会において一人ひとりが構成できる場が必要で、そこには必ず、面白がる人(よき評価者)がいて、価値がある。そんな役割や仕組みを創ることが大事なのです。
それは、古代アジールの概念でもあり、日本では駆け込み寺そのもの。社会共創力人材を育成する社会共創学部の理念とも通じるところがある。第2回はこのような議論が展開されました。

次回、2月23日(土)14時開始です。是非ご参加ください。

https://bunka-lab-matsuyama.com/program/program_school/46/