授業紹介

統計学入門

授業の目的

社会における諸現象や諸問題を把握し、考えるうえでは、様々な情報収集や実地での活動だけでなく、得られた情報を適切に整理・分析することも必要です。客観的な視点や具体的な数値データに基づく判断や行動を行うことができるスキルを、統計学を通じて学びます。

授業の概要

授業中の課題作業

授業中の課題作業

高校で学んだ数学Aの「場合の数と確率」や数学Ⅰの「データの分析」の振り返りを出発点としながら、最終的にはt検定などの主要な統計分析手法を身につけます。授業全般を通じて言えることとして、例えば練習問題を解いたときに、計算結果が正答と合っているかどうかだけに気をとられないでください。それよりも、何を目的に計算手順が構成されているのかを理解すること、さらには対象となっている社会現象を客観的にとらえ直すことこそが重要です。

教員から一言

社会の諸現象や諸問題を統計学の視点からとらえ、考えるきっかけを見出します

社会の諸現象や諸問題を統計学の視点からとらえ、考えるきっかけを見出します

「私はこう考える」という意見を持つことは重要です。
そして、「私だけがこう考える」ではなく、「客観的な視点もふまえて、私はこう考える」と言えることがとくに重要です。皆さんがこのスキルを養う際に、統計学はとても有用なヒントを与えてくれますよ。