授業紹介

社会共創演習Ⅱ

授業の目的 

3~4年次に取り組む「社会共創演習Ⅱ」では、大学生活後半の学習成果を振り返り、学生個々の知識、技能、資質、能力をさらに高めます。また、卒業後の進路を考え始める年次であるため、就職や進学などを学生自身が適正を見きわめながら決定していきます。 

学修ポートフォリオの活用 

ふりかえり作業

eCrip

学生は、本学部が設定するディプロマ・ポリシー(卒業認定や学位授与に必要な知己や能力の方針)に基づき、学習成果を学修ポートフォリオ「eCrip」に記述しています。eCripは、正課、準正課、正課外(クラブ活動、ボランティア活動、アルバイト活動など)の学習成果を半期ごとに振り返り、自己評価や課題を記述するもので、本学部の学生全員へ記入指導を行っております。

学生個々が学習成果を総合的に判断し、学生担当教員との面談やディスカッションを踏まえながら、キャリアデザインを形にしていきます。学科やコース、学生担当教員によって進め方に多少の差はありますが、学部全体で一貫してeCripを実施しているため、将来を考えるための客観的で質の高い材料を示すことができます。 

インターンシップによる将来構想の明確化 

企業交流会

3~4年次には、就職を念頭に置いて積極的なインターンシップ活動を行う学生も多数います。このような活動も、キャリアデザインを行う際の重要な評価ポイントとなります。授業で得られた知識とインターンシップで実感した実践現場を組み合わせることで、学生は実社会で必要な資質をイメージでき、また、自覚を喚起します。 

学びと現実社会のすり合わせ 

このように、「社会共創演習Ⅱ」は専門分野の理論や技術を学ぶだけではなく、学生が立ち位置を自覚し、大学での学修をいかに社会に役立てていくのかを考える機会となります。