授業紹介

地域防災実践学

授業の目的

2年次には、座学による防災に関する知識を養う講義(防災マネジメント学)が開講されています。一方、災害時には様々な実践的な対応が求められます。そこで、住民参加型の防災活動の実践力を養うために、HUG(避難所運営ゲーム)やDIG(災害図上訓練)、防災シミュレーターの使用方法などについて学びます。そしてグループワークによる実践活動を通して、防災リーダーとしての知識と実践力を身につけます。

授業の構成と概要

授業の前半では、グループワークの基礎となるアイスブレイクの実践や、ワークショップの実践を行います。そして、グループごとにワークショップの成果を共有します。授業の後半では、7人のグループに分かれて、HUG(避難所運営ゲーム)を用いた避難所の運営をカードゲームで疑似体験します。DIG(災害図上訓練)では、各自の実家周辺の地図の上に災害ハザード情報や避難経路・避難場所を記入して、災害リスク認知力を養います。

 

教員からひと言

災害時には正しい防災知識と、状況に応じた臨機応変な行動力が求められます。そのためには、災害のリスク認知力(自助)を養い、地域で力を合わせて(共助)対応する実践力を養っていただければと思います。