授業紹介

プロジェクト基礎演習

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  • 教員: 西村 勝志、徐 祝旗、山口 由等、川口 和仁、岡本 直之、岡本 隆、曽我 亘由、崔 英靖、谷本 貴之、折戸 洋子、山口 信夫、廣垣 光紀、園田 雅江
  • 科目群:

「プロジェクト基礎演習」、いわゆるゼミとは?

産業マネジメント学科では、プロジェクト演習を必修科目として開講しています。具体的には、2年生後期から3年生まで学年をまたいで一貫的に開講される少人数科目で、いわゆる「ゼミナール(ゼミ)」と呼ばれる授業です。

一般的なゼミの多くは担当教員が募集する研究テーマの下、座学を通じて専門知識を深めることを目的としていますが、当学科のゼミでは専門知識を修得することに加えて、課題発見・解決のために必要となる調査・分析力や思考・判断力を高め、それらに基づいて地域社会の課題解決について提言できるようになることを目的としています。

2年生後期に開講されるゼミ(科目名:「プロジェクト基礎演習」)では、2017年度の場合、各ゼミ原則6名の学生がプレゼンテーションやディスカッションを繰り返しながら、必要な専門知識を身に付けています。あわせて企業や地域の課題解決に貢献できる応用的・実践的なプロジェクトにも取り組んでいます。なお、2017年度は全部で13のゼミが開講されていますが、その研究テーマとしては例えば次のようなものがあります。

  • 「身近な問題や人間の行動を『行動経済学』の視点で考える」
  • 「e-business、地方における越境EC、オンラインショッピングの消費者行動、オンラインショップと地方経済、地方企業の情報通信技術活用」
  • 「人的資源マネジメントやキャリア形成を通して、経営を長期視点で考える」
  • 「産業遺産の保存・活用による地域活性化」

また、私のゼミでは現在、西村勝志ゼミと合同で四国旅客鉄道株式会社(JR四国)と連携した旅行商品の企画に取り組んでいます。具体的には、両ゼミ混合3名1組で編成された4つのチームが、愛媛県の東予・中予・南予とそれぞれ対象を決めて、下調べをしたうえで現地を訪れ、地元の人たちに話を聴いたりさまざまな地域資源の見学や体験を行ったりしながら、地域振興を見据えた魅力的な旅行プランづくりに挑戦しています。

今年2018年の2月には、同じ課題に取り組む四国4国立大学(徳島大学、香川大学、高知大学、愛媛大学)の学生が高知県香美市に集結して、中間報告と意見交換を行いました。旅行プランは今年の夏までに完成させる予定で、優れた企画についてはJR四国に実際に販売していただいて、最終的にその販売成果を分析するところまで行います。

なお、私のゼミは本来マーケティング論を専門としていますので、ゼミ生には以上のプロジェクトを通じて、商品企画や価格設定、広告・プロモーション戦略、そして顧客満足やリピーター作りなど、マーケティングの考え方について理解を深めてもらうことを期待しています。

さらに精緻な企画や提言、研究につなげよう

3年生のゼミは、「プロジェクト実践演習(前期)」、「プロジェクト応用演習(後期)」へと科目名を変えますが、内容的には「プロジェクト基礎演習」の延長上にあり、2年生のゼミで企画した提案の実現可能性についてさらに精緻に検討したり、追加的な調査や分析を行ったりすることで、明確な根拠に基づいた企画や提言を行います。

そしてこれらのプロジェクト演習での経験や身に付けた能力、さらに目指すべき将来像に基づいて、各担当教員の下で「卒業研究」(または「自由課題研究」)を履修します。最終的にはその成果物として卒業論文や報告書を作成し、報告会でプレゼンテーションを行うことになります。