授業紹介

フィールド基礎実習

地域社会に飛び出して地域の課題を発見する基礎力を身につけよう!

授業の特徴

目標

社会共創学部の特徴である様々な実践力育成・課題解決思考力育成のスタートアップと位置づけている科目です。この科目には大きく3つの目標があります。
第1に、実践的な学習に必須な主体的・能動的な態度と基本的な調査立案力を身につけることです。
第2に、自分が所属する学科やコースの領域だけでなく、「産業」「自然環境」「文化・歴史」「観光・スポーツ」という幅広い領域についてのフィールドワークを行い、地域社会への興味・関心を高め、地域における課題発見のための基礎力を身につけることです。
第3に、異なる学科・コースの学生でグループを構成しフィールドワークを行うことで、分野を超えた連携・協働の意義を実感すると共に協調性を身につけることです。
これらの目標を達成することで、2年次以降のより専門的な実践科目に繋げていきます。

授業のキーワード

主体的・能動的な態度、地域社会への幅広い興味・関心、連携・協働の理解、調査立案の基礎、協調性の醸成

授業の進め方

様々な領域を調査しよう

①産業、②自然環境、③文化・歴史、④観光・スポーツの4領域から1箇所ずつ、合計4箇所のフィールドワークを行います。4箇所のフィールドワークは、基礎編から実践編へと水準を上げていきます。基礎編として、1箇所目は観察中心の調査を行い、教員の助言を参考に調査方法などを改善した後、2箇所目の調査を行います。その後、実践編として、必要に応じてインタビュー調査を交え、3箇所目、4箇所目の調査を行います。段階を追って進めるので、調査活動未経験の学生でも無理なく進めることができます。

アクティブ・ラーニング形式

異なる学科・コースの学生と5〜7名の少人数グループを作り、自分たちでフィールドワーク先を選定し、調査計画を立て、事前調査、現地調査を行います。もちろん、フィールドワーク先への調査依頼や調整も自分たちで行います。調査結果はプレゼンテーション資料にまとめ、発表・共有します。また、行動計画書や調査計画書、学習内容の記録、報告書、プレゼンテーション資料などの作成や提出は、e-Learningのシステム「moodle」を活用して行います。

スケジュール

しっかりとした事前準備

良いフィールドワークのためにはしっかりとした準備が必要です。まず冒頭に全体ガイダンスを行います。その後グループに分かれ、グループメンバーで相談を行い、4箇所のフィールドワーク先を決定します。
その後、それぞれのフィールドワーク先について、調査目的・計画の検討・フィールドワーク先の事前調査を行います。グループ内で議論し、調査目的や計画を詰めますが、この事前学習がフィールドワークの成否を決める重要なものになります。

1st Stage:基礎編・・・観察力と情報収集力を養う

事前準備を発展させ、具体的な行動計画書を作成します。実際にフィールドに出る前に計画をプレゼンテーションすることで、他のグループと情報共有し、自分たちの調査に活かします。
そしていよいよ1箇所目のフィールドワークです。観察を中心に情報収集を行い、調査先の課題発見を試みます。設定した調査目的に則してフィールドワークを行うことで、事前調査との差異に気付くと同時に新たな発見があるなど得るものは多いはずです。それらをプレゼンテーションにまとめ発表し、教員や他のグループメンバーからの助言を得ます。
それらをもとに調査計画の修正を行い、2箇所目のフィールドワークを行います。その後、調査結果を発表し、得られた助言を実践編のフィールドワークに活かします。

2nd Stage:実践編・・・観察と情報収集、インタビュー調査の実施

実践編として、3箇所目、4箇所目のフィールドワークを行います。実践編では観察に加え、必要に応じてフィールドワーク先のスタッフ等へのインタビュー調査を行います。事前準備をしっかりと行った上で行うインタビュー調査では、より深く新しい発見が多く得られます。
それらをプレゼンテーション資料にまとめて発表し、情報共有を行います。同じ領域のフィールドワーク先であってもフィールドワーク先、調査目的によって得られるものが異なります。他のグループと調査結果を共有することで学習の幅が広がります。

まとめとリフレクション

代表的な7グループの調査結果について学年全体での報告会を行います。自分たちとは異なる多様な視点の存在に気付くことで、より深い学習につながります。

 

教員から一言

フィールド基礎実習は、社会共創学部の学生が学外のフィールドに飛び出す最初の授業です。「大学の授業は講義」「授業では先生から教えてもらう」と考えていた学生にとっては驚きとともにやりがいを感じる授業になるはずです。一所懸命に授業に取り組む中で、ぱっと目の前が明るくなるような感覚を持つと同時に、自分に足りないものに気付き、勉強や活動をしなくてはという気持ちになると思います。

この授業は、学生ひとりひとりが主体的に取り組むことが必須です。やらなければいけないことは多いですし、授業時間外の準備は必要不可欠です。グループ内の意見調整からフィールドワーク先との調整までいろいろなひととの関わりでも苦労するかもしれません。でもこの授業での経験は2年次以降の本格的な実践的な学習の基礎になりますし、おそらく卒業後社会へ出てからも役に立つでしょう。自分自身の取り組み次第で得られるものは何倍にも膨らみます。一緒に楽しく充実した授業にしたいですね!

こちらの情報もチェック!

愛媛大学ホームページ「授業紹介I Report」でも紹介されました。

授業紹介I Report