授業紹介

防災マネジメント学

授業内容

日本は地震の活動期に入るとともに、気候変動に伴う風水害といった様々な災害が発生しています。私たちは、地域固有の災害を知り、地域の地震や風水害に備えるとともに、地域で犠牲者を出さないための訓練や、防災・減災のための実践力を身に付ける必要があります。

HUG掲示板

HUGの様子

そのために、「防災マネジメント学」では、防災に関する知識を学び、自助(自ら命を守る)力を身に付けること、共助(地域で連携して命を繋ぐ)の大切さ、公助(自助・共助では足りない行政による支援)の役割について学びます。そして、事前の備え、最中(発災時)の備え、事後の備えといった時間軸とサイクルの視点から、防災・減災のマネジメントを学びます。

さらに、災害時の究極の選択を考えるクロスロード、疑似体験ができる避難所運営ゲーム(HUG:ハグ)を通して、実践的な防災・減災の技術も学びます。

 

教員からのコメント

防災を学ぶためには、過去の災害を知ること、防災の正しい知識を知ること、そして防災をマネジメントするための方法論や、実践力を身に付けることが大事です。一人一人が、災害から自分や家族の命を守ること、社会の中で地域防災力を高めるために何ができるかを考えてもらいたいと思います。