環境デザイン学科「大気汚染公害の経験にもとづいたロールプレイ授業」を実施

5月1日(月)、環境デザイン学科の環境デザイン論(2年次)で、大気汚染公害の経験にもとづいたロールプレイ授業を実施しました。この授業では、(公財)公害地域再生センター(あおぞら財団)の林さんと栗本さんに全面的に協力いただきました(http://aozora.or.jp/)。

社会共創学部のディプロマ・ポリシーにもたくさん「地域社会」という言葉がでてきます。でも、「社会」って何でしょうか。「地域」って誰のことなのでしょうか。私たちは、しばしば本質を考えずに、口当たりのよい言葉を使ってごまかしてしまいます。「地域」も「社会」もそんな言葉の一つかもしれません。
そこでこの授業では、大阪市の西淀川公害に直面した5つの家族の経験を教材化したロールプレイ授業を通して、「地域で生きるということはどんなことなのか」を感じて、考えて、自分なりの実体のある地域を考え続けるきっかけにします。
具体的には、自分の子どもがぜんそくで苦しむ家族や町工場を一生懸命経営している家族、教え子がぜんそくで苦しんでいる小学校の先生の家族など5つの家族のどれかに割り振られて、それぞれの家族の役割を演じます。時代ごとにおおまかなシナリオはありますが、その場の話の展開で時には感情的な言葉が飛び交います。こうした話し合いが終わった後に、それぞれの役をといたうえで、自分が感じたことなど感情の揺れを共有します。詳しくは、この授業を受けてもらうしかないのですが、簡単に「地域の課題解決」という言葉を使えなくなります。その言葉の重みを感じた上で、覚悟を決めて「地域の課題解決」を目指してほしいと願っています。

大気汚染に苦しむ5つの家族のロールプレイ授業

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