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2021.01.08 その他

【2020年12月26日(土)】愛大ミュージアムが常設展「日本の巡礼展」の映像解説を公開しました

愛媛大学ミュージアムの「日本の巡礼展」

社会共創学部文化資源マネジメントコースの井口准教授が関わった、愛媛大学ミュージアムの2020年度常設展「日本の巡礼展」が2020年8月19日から2021年1月11日まで公開予定でしたが、コロナ禍のため、愛媛大学ミュージアムは現在も臨時休館中です。この度、本展示を動画で閲覧することができるよう、胡光・四国遍路世界の巡礼センター長の解説映像が制作・公開されましたので、ぜひご覧ください。

【「日本の巡礼展」解説映像】(愛媛大学ミュージアムチャンネル)


展示1「研究最前線」
・四国遍路のお接待(竹川郁雄)
・遍路道の多様な文化遺産を守り・伝え・活かす(井口梓)
・遍路へ誘い、証しするモノたち(中川未来)
・科学研究費を活用した四国遍路の総合的研究(胡光)

展示2「日本の巡礼」
平安時代には、貴族を中心とした高野詣や熊野詣が盛んとなり、三十三の観音霊場を廻る西国巡礼も成立し、四国においては八十八ヶ所は誕生していませんが、宗教者による辺地修行という巡礼の原初形態が見られました。日本における巡礼の最盛期は、庶民の参加を見た江戸時代でした。一生に一度は行きたいと唄われた伊勢参りをはじめ、善光寺、宮島、金毘羅などに人々が押し寄せ、四国霊場八十八ヶ所の札所も確定しました。明治維新による危機を乗り越え、交通の発達とともに起きた巡礼の大衆化は、信仰の旅から観光の旅へという変化をもたらしました。(胡光)

<主な展示資料>
・役行者前鬼後鬼図 室町時代
・富士曼荼羅図 江戸時代 文政9年(1826)
・弘法大師絵伝 明治12年(1879)
・知多新四国弘法大師霊験図絵 昭和2年(1927)
・吉野山図 江戸時代 正徳3年(1713)貝原益軒
・西国三十三所観音霊場記図会 江戸時代 弘化2年(1845)厚誉春鶯
・諸国道中金の草鞋 江戸時代 文政6年(1823) 十返舎一九
・金毘羅霊験記 江戸時代 文化7年(1810)
・伊勢参宮・金毘羅・西国三十三所道中日記帳 明治7年(1874)松田梅蔵