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2023.12.12 教育研究
地域資源マネジメント学科2年生の加藤鈴菜さん、橋本千宙さん、岸優花さん、木津百々薫さんが「全国エコツーリズム学生シンポジウム」招待研究発表を行いました【2023年12月2日(土)】
2023年12月2日(土)、立教大学池袋キャンパスにて開催された「全国エコツーリズム学生シンポジウム」において、地域資源マネジメント学科・文化資源マネジメントコース2年生の加藤鈴菜さん、橋本千宙さん、岸優花さん、木津百々薫さんが招待研究発表を行いました。
発表演題は「SDGsゴール17からアプローチするインクルーシブツーリズム―新居浜市×愛媛大学による“歴史と今と未来を学ぶ”教育観光―」で、新居浜市と新居浜市観光物産協会、及び地域資源マネジメント学科井口梓准教授(地域協働センター西条)の研究室が産官学連携している実践活動(2022年度~2023年度)に基づく研究成果です。
本研究では、新居浜市の全域を対象に、SDGsゴール17の目標となる「パートナーシップ」に着目した総合教育教材を企画し、教育観光での可能性について考察しました。特徴としては、市の持続的なまちづくりを理解するために、パートナーシップや協働の手法に着目した4つのアプローチから学び、地域住民・訪問者ともに当事者意識をもてるような仕組みを検討しました。NPO法人日本エコツーリズム協会(JES)運営役員からの総評では、パートナーシップに向けたコミュニケーションを促す仕組みが高く評価され、今後の新居浜市で社会実装への期待が述べられました。
研究代表の加藤さんは、「SDGsや高校教育、修学旅行など、本実践と関連する幅広い専門家から有意義なご意見を頂くことができた。新居浜市での実践に向けてご意見をしっかり検討していきたい」と振り返りました。