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2024.04.01 教育研究

地域資源マネジメント学科山本研究室の教員と学生が学術集会で研究発表を行い、一つの演題が「優秀発表」に選出されました【2024年2月29日(木)】

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賞状

2024年2月29日(木)に開催された日本体育測定評価学会第23回大会の「優秀発表」に、地域資源マネジメント学科スポーツ健康マネジメントコースの山本直史准教授らの発表演題が選出されました。
日本体育測定評価学会は、体育・スポーツ・健康分野の測定評価に関する学術研究および教育の向上を図ることを目的とした学術団体です。例年、学会大会の全演題数の1割程度が「優秀発表」に選出され、今大会では54演題の中から5演題が選ばれました。
発表演題は、医学部や農学部との共同研究であり、愛媛県東温市で進行中の東温スタディ※から得られた成果の一つです。機械学習の手法を活用して複雑な日常生活の身体活動をパターン化している点、エビデンスレベルの高い情報を提供可能なコホート研究のデザインで、そのパターンとメタボリックシンドローム発生について因果推論を行っている点が高く評価され、今回の受賞にいたりました。

【発表題目】
日常生活における歩行活動パターンとメタボリックシンドローム発生との関連性:潜在プロファイル分析を用いた検討
【演者】
山本直史、丸山広達(愛媛大学大学院農学研究科准教授)、斉藤功(大分大学医学部教授)、友岡清秀(順天堂大学医学部助教)、谷川武(順天堂大学大学院医学研究科教授)、川村良一(愛媛大学大学院医学系研究科講師)、高田康徳(愛媛大学大学院医学系研究科准教授)、大澤春彦(愛媛大学大学院医学系研究科教授)

※ 東温スタディ:地域住民とともに歩む疫学研究と予防活動

発表風景の画像

発表風景

また、同大会において、2021年度入学生(3年生:発表当時)の一ノ瀬明澄さんと峯松明日香さんが、共同筆頭発表者として公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団との実践活動の成果を報告しました。本大会唯一の学部生の発表でしたが、多くの方々に足を止めていただき、活発な議論を交わすことができました。

【発表題目】
体組成測定会参加者の骨格筋の分布パターン:潜在クラス分析を用いた検討
【演者】
一ノ瀬明澄、峯松明日香、山本直史、中田裕幸(公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団)、藤原淳貴(公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団)、東恩納玲代(周南公立大学教授)、野口一人(愛媛大学社会共創学部教授)