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2024.11.19 教育研究
準正課プロジェクト「離島の環境問題プロジェクトー空き家へのアプローチからー(1)」を実施しました【2024年11月14日(木)】
2024年11月14日(木)に、社会共創学部の学生2人と地域資源マネジメント学科の竹島助教が、松山市中島地区を訪問しました。そこでは、離島の空き家や環境問題を実践的に学ぶため、中島リサイクルセンター、空き家、借り手のついた空き家、権利移転のすんだ空き家の見学を行いました。
中島リサイクルセンターでは忽那諸島から集まる全てのゴミを処理しており、様々なゴミを見ることができました。空き家から出るゴミの捨て方について考えるとともに、普段の暮らしにおいてもゴミの分別に取り組もうという意識につながりました。
空き家は、次の借り手がつかなければ家がまるごと廃棄物になってしまいます。空き家バンクに取り組むNPO法人農音の田中佑樹氏に案内していただき、昔は人口1万2千人がいた島で2千人まで人口が減っている現在、空き家が発生するのはやむを得ないとはいえ、いま手を打てば維持できる空き家は多くあることを実感しました。
地域資源マネジメント学科の竹島研究室では、忽那諸島で空き家バンク・移住者の受入れに取り組んでいるNPO法人農音と連携して、離島の環境問題について考える準正課プロジェクトに取り組んでいます。次回は12月21日(土)・22日(日)に、中島大浦地区の古い空き家(ゲストハウスに改修予定)の壁塗りやビーチコーミングを行う予定です。
空き家の改修や離島の環境問題に関心があり、参加を希望する方は、
竹島久美子 takeshima.kumiko.zl@ehime-u.ac.jpまでご連絡ください。