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2024.12.26 教育研究
準正課プロジェクト「離島の環境問題プロジェクトー空き家へのアプローチからー」を実施しました(2)【2024年12月21日(土)・22日(日)】

養生作業
2024年12月21日(土)・22日(日)に、社会共創学部の学生3名と地域資源マネジメント学科の竹島助教が、離島の空き家や環境問題を実践的に学ぶため、松山市怒和島地区を訪問し、元空き家で民宿開業予定地の壁を塗るワークショップを行いました。
前回は松山市中島地区を訪問し、中島リサイクルセンター、空き家、借り手のついた空き家、権利移転のすんだ空き家の見学を行いましたが、今回は忽那諸島の別の島へ移動し、元空き家で実際に作業を行い、家を適切に管理・補修することが、快適に過ごせるだけでなく見栄えも改善され、気分の向上につながることを実感しました。
また、左官道具を用い漆喰や塗料を使って壁を塗るには、周囲の養生が準備としてとても重要なことなども、実際に教えてもらいながら体験することができました。
しかし、滞在していると古い家では気密性が低く冬は非常に過ごしにくいことも実感し、最近の新築建物で重要視されている断熱や遮熱、気密の必要性についても問題意識が高まりました。古い家は室温を調整するためにエネルギーロスが大きく、環境負荷が高いとみなすことができます。
地域資源マネジメント学科の竹島研究室では、忽那諸島で空き家バンク・移住者の受入れに取り組んでいるNPO法人農音と連携して、離島の環境問題について考える準正課プロジェクトに取り組んでいます。
次回は2025年1月25日(土)・26日(日)に、同じ怒和島地区の民宿開業予定古家の断熱ワークショップを行う予定です。
空き家の改修や離島の環境問題に関心があり、参加を希望する方は、竹島助教 takeshima.kumiko.zl@ehime-u.ac.jpまでご連絡ください。
- 壁塗り開始
- 元怒和港