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2025.03.04 研究

地域資源マネジメント学科の山本直史准教授らの研究グループがEnvironmental Health and Preventive Medicineに発表した論文がEditor’s Pickに選出されました【2025年2月28日(金)】

Environmental Health and Preventive Medicineは、Journal Citation Reportsが公表するジャーナルランキングにおいて、Public, Environmental & Occupational Health(公衆衛生)の分野でQ1(上位1/4)に位置しており、高い影響力を持つ学術雑誌と評価されています。

Editor’s Pickとは、編集者が特に注目すべき論文を選定し、より多くの読者の目に留まるようにWebサイト上での強調表示を行うものです。

 

Journal Webサイト:こちら

 

発表論文は、医学部や農学部との共同研究であり、愛媛県東温市で進行中の東温スタディ※から得られた成果の一つです。機械学習の手法を活用して複雑な日常生活の歩行活動をパターン化している点、エビデンスレベルの高い情報を提供可能なコホート研究のデザインでそのパターンとメタボリックシンドローム発生について因果推論を行っている点、現場レベルでの理解・活用が容易である点が高く評価され、今回の選出に至りました。

 

【掲載誌】

Environmental Health and Preventive Medicine

【DOI】

https://doi.org/10.1265/ehpm.24-00313

【題名】

Patterns of daily ambulatory activity and the onset of metabolic syndrome in middle-aged and older Japanese women: the Toon Health Study

(和訳)中高年女性における日常生活の歩行活動パターンとメタボリックシンドローム発生との関連性:東温スタディ

【著者】

Naofumi Yamamoto, Koutatsu Maruyama, Isao Saito, Kiyohide Tomooka, Takeshi Tanigawa, Ryoichi Kawamura, Yasunori Takata, Haruhiko Osawa

山本直史、丸山広達(愛媛大学大学院農学研究科)、斉藤功(大分大学医学部)、友岡清秀(順天堂大学医学部)、谷川武(順天堂大学大学院医学研究科)、川村良一(愛媛大学大学院医学系研究科)、高田康徳(愛媛大学大学院医学系研究科)、大澤春彦(愛媛大学大学院医学系研究科)

 

※東温スタディ:地域住民とともに歩む疫学研究と予防活動