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2025.10.27 教育研究

準正課プロジェクト「関係人口創出のための空き家再生」を実施しました(1)【2025年10月8日(水)】

対象とする空き家の外観

本学部の準正課プロジェクトに採択された学生チームが、「関係人口創出のための空き家再生」と題して、八幡浜大島(愛媛県八幡浜市)にて空き家活用プロジェクトを進めています。八幡浜大島では、人口減少や高齢化、交通の不便さにより地域の活力が低下しています。そこで、老朽化した民宿に代わり、増加する空き家を宿泊施設へとリノベーションし、来訪者が十分に島の魅力を体験できる環境づくりを目指しています。

まず初めに、将来的な改修・利活用に向けた第一歩として、空き家内部の現状確認を行いました。本格的な片付け作業に向けて、必要な人員や作業日数を見積もるため、空き家内に残された家財の量や状態を把握する調査を実施しました。
10月8日(水)にプロジェクトメンバーで八幡浜大島にある空き家に訪問し、各部屋に残された家財の種類や量を記録しました。1階部分は、持ち主の方がすでに片付けを進めていたため、比較的整理されていました。一方、2階には布団や生活用品が多く残されており、外の倉庫には家電やポリタンクなどが未整理のまま保管されていました。これらの状況から、片付けには複数回の作業が必要になる見込みです。

空き家の状態は想像以上に良好で、建物自体も趣のある日本家屋でした。丁寧に片付けを行い、必要最低限の改修を施すことで、早い段階での利活用が十分に可能だと感じられる状態でした。

今回の調査結果をもとに、今後の片付け作業のスケジュールや人員体制を整えてまいります。