令和7年度以降入学生新設サイト

令和7年度以降入学生新設サイト

お知らせ詳細

2025.11.20 教育研究

準正課プロジェクト「大学教育における生成 AI の活用:中国での生成 AI 利用状況調査」を実施しました(2)【2025年9月21日(日)~9月25日(木)】

中国教員へのヒアリング

中国の大学において、生成AIの活用状況や企業、物流の現状などを学ぶ研修・調査が、2025年9月21日(日)~25日(木)に行われ、社会共創学部の教員4人と学生12人が参加しました。この研修では、中国人学生および教員に対して、大学での生成AIの利用状況について、例えば大学生活において生成AIを利用していて役に立った、便利であると感じた経験や、不便だった、不安を感じたことについて伺い、その結果、中国で用いられる生成AI利用のソフトが日本と異なることや、中国人学生の方々が日本人よりもはっきりした方針をもって生成AIを利用していることなどを聞き取ることができました。また、今後は、日本人学生を対象としたアンケート調査との回答の差異について分析していく予定です。
この研修から学んだことについて、参加学生から次のような声が寄せられています。

「今回の交流を通して、寧波工程学院の学生たちの姿勢に触れ、私自身ももっと勉強に力を入れなければならないと強く感じた。」(3回生 Aさん)
「日本を離れて海外で働くことのやりがい、大変さ、学びなど、日本にいたら学べないようなことを学ばせていただいた。」(3回生 Uさん) 
「中国の圧倒的な情報化社会を目の当たりにしたことで、日本の社会実態や教育現場の課題を相対化し、自国を外部の視座から再照射する契機を得られたことは大きな収穫である。」(3回生 Sさん) 
「中国の学生と交流して彼らの意識の高さを尊敬すると同時に、自分のこれまでの大学生活を振り返り反省しなければと感じた。」(4回生 Hさん)
「アニメなどの共通の話題もあり価値観や文化の違いを超えて(会話で)盛り上がることができた。このことから違いはあっても協力や理解し合える関係になれるということを実感した。」(3回生 Mさん)
「国籍は違えど、大学で学ぶ学生一個人としてお互いを尊重しリスペクトし合いながらコミュニケーションを図ることができた。精力的な学修姿勢に大変刺激を受け、自身の取り組みを律しようと考えさせられた。」(3回生 Mさん) 

中国学生への説明

この中国研修を通じて得た学びや気づきが、今後の学生生活や社会人としての働き方に生かされていくことが期待されます。改めて、研修にご協力いただいた寧波工程学院大学、企業の皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

第1回の報告記事はこちら