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2018.06.01 行事

産業イノベーション学科の1~3年生が、愛南町のイベント「ぎゅぎゅっと愛南!夏の陣 ~海と山を喰らう~」に参加しました!【2018年5月27日(日)】

【写真1】多くの人たちで賑わうブース

このイベントは、愛南食のイベント実行委員会(愛南町内の愛南漁業協同組合やJAえひめ南、愛南町観光協会、愛南町など9団体で構成)が主催し、愛南町特産の農水産物とその加工品などが一堂に集まる最大の産消交流イベントです。愛媛大学は前身のイベントである「愛南びやびやまつり」や「愛南大漁まつり」などに11年前から参画し、現在も、愛媛大学南予水産研究センターがイベントの後援をしています。

今年(平成30年)は、5月27日(日)に愛南漁業協同組合御荘支所前(愛南町長崎町有地)の広場で開催されました。産業イノベーション学科の若林良和副学部長が、西村勝志学部長とともに1年生16名と2年生6名を引率し、それに今年4月から愛南町に転居した3年生9名の総勢31名で参加しました。1~2年生は、3年生から歓迎を受けた後、キッズコーナーにある南予水産研究センターとの合同ブース「37」で、水生生物タッチングプール、ミニ水族館、つりゲームなどを実施しました。ブースは親子連れで賑わい、本学科の学生は、教職員や農学研究科の大学院生、農学部学生らと、立場・所属や学年を超えて、来場の子供たちと接していました。【写真1】

【写真2】つりゲームを楽しむ子供たち

タッチングプールには、イシダイやネンブツダイなどの稚魚8種類30匹あまりの魚が入っており、子供たちはそれらの感触を楽しんでいました。ミニ水族館の4つの水槽では、ハリセンボンやアオリイカ、ラッパウニなど8種類10匹ほどが展示され、親子が楽しそうに観察していました。これらの水生生物はすべて3年生らが愛南の海で捕獲してきたものです。つりゲームはスマ、タイ、ブリの3種類のストラップを釣り上げるもので、子供たちの長蛇の列ができるほどの人気を博しました。【写真2】このストラップ300尾は1~2年生が、ものづくりコースの山本智規准教授の協力を得て作成した手作り品で、プレゼントされた子供たちは大いに喜んでいました。ブースには、町内外の親子連れをはじめ沢山の方々が来場されたほか、愛南町の中村維伯教育長や愛南漁協の立花弘樹組合長らもお見えになり、感謝と激励の言葉をいただきました。

また、1~2年生の学生22名は合同でチームを編成し、当日の会場で「魚離れ・ぎょしょく教育・地域水産物に関する実態調査」も実施しました。【写真3】そのインタビュー調査の結果は本学科の授業「産業文化論」のグループワーク発表に活かされ、地域理解教育と水産物のブランド化について討論しました。【写真4】