お知らせ詳細

2019.07.26 行事

「まちと文化とアートの学校」第2回スクールを開催しました【2019年7月20日(土)】

2019年7月20日(土)、愛媛大学にて、松山アートまちづくり寄附講座(松山ブンカ・ラボ)支援事業「まちと文化とアートの学校」第2回スクールを開催しました。
松山アートまちづくり寄附講座によるプロジェクト「松山ブンカ・ラボ」(社会共創学部地域資源マネジメント学科助教・松山ブンカ・ラボディレクターの戸舘正史)が、アートの視点を切り口に現代社会の諸問題を参加者と一緒に考えるスクール事業を開催しました。
愛媛大学の講師で松山アーバンデザインセンターのディレクターを務める尾崎信氏をスピーカーに迎え、市民ら約30人が参加しました。
尾崎氏は、まちを盛り上げようと行政が手取り足取りやり過ぎると住民が「お客さん」になってしまい、主体性が得られなかった失敗事例や、住民自らが考え、小規模でも住民自らができることに取り組んだ(手作りの灯篭を並べる)結果、住民の当事者意識を生み出せた経験を紹介しました。また、公園は「都市の余白」であり、使い方は様々であることや、被災地で震災の辛さを和らげたいと考えた時に、その土地で平時から培われていた「ゆいの精神」(相互扶助の精神)が大きな力となったことなどを話しました。
参加者からは、「何もない広場となっている堀之内公園が市民の多様な使い方を生んでいるのでは?」といった質問があがり、議論が進みました。

次回、第3回は2019年9月28日(土)に、「被災と文化Ⅰ~かなしみを綴ること」と題し、知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンターの高森順子助教を招いて開催します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※松山ブンカ・ラボHPはこちら

■お申し込み方法:メールまたは電話で、名前・住所・電話番号・年齢をお知らせください。
         メール:bunkamatsuyama@gmail.com
         電話 :070-3795-5403