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2019.11.28 行事

松山ブンカ・ラボ シンポジウム 『いきる、つくる、くらす~解き放つアート』を開催しました【2019年11月2日(土)】

社会共創学部「松山アートまちづくり寄附講座」では、2019年11月2日(土)に愛媛大学南加記念ホールにて、松山ブンカ・ラボ シンポジウム『いきる、つくる、くらす~解き放つアート』を開催しました。
本シンポジウムには、文化創造を軸にした障害者福祉施設を運営するNPO法人「クリエイティブサポートレッツ」の久保田翠代表理事、大阪市西成区のあいりん地区を拠点としてゲストハウスとカフェを運営する「ココルーム」で長年活動してきた詩人の上田假奈代氏、美術や写真デザインの分野で執筆・編集を続ける都築響一氏、美術家や文筆家として活躍されているヴィヴィアン佐藤氏らを迎えました。
寛容性や多様性を受け入れるという視点そのものがアートの概念に含まれていることを前提にして、パネリストが個々の経験に基づき、お話をされ、聴衆の皆様とも意見交換を行い、思考を深めました。社会に生きるひとりひとりのそれぞれ異なる存在や生活のなかの営み、あるいは生きていくうえで切実に表現せざるをえない人たちがいることを、今一度認識することから、寛容性のある社会が実現できるという視座を得ることができました。