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社会共創コンテスト

社会共創コンテスト2024

「社会共創コンテスト2024」にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
地域の発展を願う高校生からユニークなアイデアが集まりました。
その素晴らしい応募作品の中から、見事入賞された20作品を発表いたします。

GRAND PRIZEグランプリ

地域課題部門

天空の郷に伝わる地大豆・地雑穀の継承と普及 ~甦れ!消えゆく地域資源復活プロジェクト~ 作品 コメント
町田 佑 武智 彩 橋口 清花 濱家 百花 帽子 海音[愛媛県立上浮穴高等学校]

研究・探究・DS部門

住み続けられる社会のために~バーミキュライトによる水質浄化と農業利用~ 作品 コメント

小泉 涼花 中居くらら[青森県立名久井農業高等学校]

SECOND PRIZE準グランプリ

地域課題部門

「青パパイヤ」×「ソーラー」による地域課題解決に向けた取組 作品 コメント
秋山 侑來 青木 柊聖 近藤 優衣 瀬戸 麗愛 曽我 友梨 松元 ユリ マルテル カオリ[愛媛県立西条農業高等学校]

研究・探究・DS部門

卵殻粉末を用いた効率的な水質浄化の提案 ―食品廃棄物の有効利用― 作品 コメント
佐々木 百香 辻川 春夏[広島県立広島高等学校]

SPECIAL PRIZE特別賞

地域課題部門

地域と連携した家畜防災システムの構築 作品  コメント
齋藤 虹々七 薄井 詩桜 佐藤 太陽 金子 大喜 髙橋 優菜 渡邊 心愛 大金 蓮斗[栃木県立矢板高等学校]

研究・探究・DS部門

段ボールの形状の違いによる避難所での防音効果 作品  コメント
髙田 剣志 大加田 元輝  中西 玲雄 吉岡 大我[愛媛県立宇和島東高等学校]

ENCOURAGING PRIZE奨励賞

地域課題部門

瀬戸内の海産物に食害をもたらす「クロダイ」の需要拡大を目的とした地域一体型活動 作品 コメント
河田 光明 有本 理玖 岡 修也 岡本 大雅 小野 凱翔 佐伯 孝二郎 阪口 陽大 寺岡 永翔 中務 真大 三宅 翔太 宮宗 大輔 井原 末結 倉内 心々菜 桑村 亜樹 清水 咲良 単 思奇 中村 和咲 安原 里穂子[おかやま山陽高等学校]

コーヒー×きのこ=地球を救う!? 作品 コメント
岡本 美晴 小瀬 美咲 小西 陸尊 中谷 鼓太郎 藤田 渚央 井上 紅亜 大塚 絢 大土居 慶人 佐々木 快都 谷口 昊太朗 難波 文士郎 前川 久典[京都府立桂高等学校]

鎌倉市内のポイ捨てゴミの削減に対する解決策〜環境保全と地域活性化の両⽴に向けて〜 作品 コメント
小泉 遥生 古澤 琴子 西山 和希[聖学院高等学校]

不登校生徒へのより良い支援とは ー高鍋町の取組調査と子ども食堂の実施を通してー 作品 コメント
堤 康士郎 諸冨 優海[宮崎県立高鍋高等学校]
栃農ESDフィールドで再現する原風景 思索の森 再生ビオトープ 作品 コメント
濵田 蒼空 佐藤 舞奈  鈴木 穂花 山中 悠斗 大塚 堅希 芝本 響 滝沢 聖那[栃木県立栃木農業高等学校]

児童が育む教材「Diction」 作品 コメント
吉田 連桜 高野 力維 吉冨 寛大[佼成学園高等学校]

島民の自発的な活動による、地域資源の魅力発信と保全をめざして 作品 コメント
藤田 夏菜子 石井 夢奈 今城 杏 竹田 有晴[香川県立小豆島中央高等学校]

若者の生きづらさを減らすための第三の居場所は、どうあるべきか? 作品 コメント
吉川 真由[名城大学附属高等学校]

すべての命を救うプロジェクト ~AEDハートフルシートの開発・普及活動と持続可能な取組へ~ 作品 コメント
木村 帆波 坂井 ひなた 鳥原 和香[和歌山県立熊野高等学校]

「 シン田沢湖水 10ℓの奇跡 」 -地域内資源循環でサステナブルーベリーの実現へ- 作品 コメント
渡辺 唯莉 佐藤 礼奈[秋田県立大曲農業高等学校]

たったの0.05%!?地元の特産物「スイートピー」の認知度の実態 ー隠れた問題をソーシャルビジネスで解決へ導く!― 作品 コメント
武 聡美 上原 羽音 大倉 紫月 兼信 美月 川﨑 莉理 齋藤 綾乃 嶋村 心優 蓑毛 優菜 竹田 琴音 谷田 緋那 松浦 健吾 三澤 智花 三宅 愛莉 三宅 卯梨 村上 穂夏 宮地 桃花 吉武 心咲 與那城 歩未[岡山県立玉島商業高等学校]

孤独な子育てを助け合いの子育てに TINY TIES 作品 コメント
首藤 由依[田園調布雙葉高等学校]

 

研究・探究・DS部門

地域防災力強化への音楽の貢献可能性-気象・海象データから創出した楽曲による被災地支援の実践と課題- 作品 コメント
横内 敬文 野中 太陽[成田高等学校]

おからからアンモニアを作る〜産業廃棄物を使ったCO2削減〜 作品 コメント
長澤 晟行 齋藤 さくら 清水 雪花 東口 芽倭[京都府立洛北高等学校]

審査委員長総評

社会共創コンテスト2024に、日頃の研鑽の結果をご応募頂き、ありがとうございました。今年は、地域課題部門に372作品、研究・探求・DS部門に151作品、合計523作品の応募がありました。年を追うごとに、応募作品の質及び量が高まってきています。特に地域のステークホルダーの方々と共創した取り組みが増えているのは大変うれしく思います。

こうした背景には2022年度から全面的に導入された高等学校の「総合的な探求の時間」があると思います。この『探求』の訳として、「inquiry」をあてることが多いようです。この「inquiry」を英英辞典で引くと「an official process to find out about something」という説明がありました(ロングマン現代英英辞典)。そういう意味においては「research」「investigate」「study」「work」とはニュアンスが異なる要素が含まれています。つまり、何か「わかった!」という経験のためのプロセスを学ぶことが探求活動の目的だと私は思います。そのためには、正解がないものに多様な人と一緒にチャレンジすることが必須になります。やっかいなことは皆で解くことが常道です。問いを設定し、試行錯誤と失敗から学び、メンバーの相互作用から自分たちの解を勇気を持って出す、これらのことがそのプロセスの学びに含まれています。今回、受賞された方々はそのような経験をされたことと思いますし、惜しくも受賞を逃した方々も同様の経験をされた方も多いと思います。その経験は、皆さんのこれからの人生に「必ず」いきます。

今回、皆さんの応募作品を読ませていただく度にワクワクしました。応募いただいたプロジェクトを通じて、ワクワク感を知ってしまった皆さんは、もう昔の自分には戻ることはできません。これから皆さんは、人生で多くのワクワクすることに出会い、ワクワクするコト、モノを作っていくことになると思います。あなたのそのワクワク感を多くの方々に伝染させていただくのを大いに楽しみにしています!!

                                                 社会共創コンテスト審査委員長 松村暢彦

 

 

社会共創コンテスト2024表彰式